2012年8月16日(木)
【ポルターガイスト】ドイツ語で“騒がしき幽霊”という意味を持つ言葉。そこにいる誰1人として手を触れていないのに、物体の移動や物をたたく音の発生、発光、発火などが発生する現象。ホラー映画や小説などの題材となることも多く、怪奇現象として広く知られている。
そもそものきっかけは、視聴者から送られてきた1本のビデオだった。そのビデオには、真夜中の廃屋が映されていた。無人と思しき廃屋で、突然ドアが閉まる様――“ポルターガイスト”と思しき現象である。
あまりのポルターガイスト“らしさ”に胡散臭さを感じるスタッフ一同だったが、彩と楓は、ビデオに微細なノイズが含まれていることに気づく。
「はやく、はやくしなきゃ」
業務用の機材で再生しなければ聞き逃してしまうような、かすかな声……イタズラ目的に作られたトリック映像にしては、わかりづらく不自然な演出のように感じられた。
差出人の住所は、東海北部の山間部となっていた。バブル期には避暑地として栄えたものの、今は見る影もない、かつてのリゾート地だ。半信半疑のスタッフたちは、ビデオの真贋を確かめるためその地を訪れるが、そこで待っていたのは悪夢のような一夜だった……。
【取材対象】問題のビデオテープを『トクホウ』に送ってきた人物。彼はビデオによって何を伝えたかったのか。あるいは手の込んだイタズラを仕掛けてきたのか。 |
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