2012年8月13日(月)
続く第2種目は、全チームが一度に戦うバトルスクワッドモード。この試合では、倒れた相手を踏みつけることでトドメをさせるシステムが採用されこともあり、各チーム入り乱れての“踏みつけ合い”が行われた。“トドメを刺すため踏みつけに行く⇒敵に撃たれて踏みつけられる”という本作ならではの展開は、端(ハタ)から見ているとコントのようだった。
▲4チーム計20人(システム上は各チーム6人の最大24人まで参戦可能)による、バトルは圧巻。 |
乱戦の中で頭角を現したのは、第1戦目で酷評されたMatcha選手。敵同士の戦いに介入して漁夫の利を得るだけでなく、チームメンバーをまとめて集団で行動することで、生存率を上げるなどの作戦が見事に的中。正確な射撃も相まって、突出したkill数でDチームを勝利に導いた。以下、Cチーム、Bチーム、Aチームの順となり、これでトップの2チームが17ポイントでタイ、Bチームが10ポイントで3位、Aチームが6ポイントで4位に。
▲乱戦を制したのは、Matcha選手率いるDチーム。統率された動きが功を奏した。 |
第3種目の爆破ミッションモードは、再び各チームごとの直接バトル。BチームとCチームが激突した1回戦は、Kaminage選手がかく乱してBlueArcherが仕留めるという、新たな戦術でCチームが勝利。
続くAチームvsDチームの戦いでは、Matcha選手が大声で「Bポイントに爆弾を仕掛ける」と宣言しながらも、実際はAポイントに移動するなどの頭脳プレイ(?)を見せ、Dチームが勝利した。
▲各チームともなかなか爆弾を設置できず、相手チームを全員倒しての勝利が目立った。 |
3位決定戦は、Bチームが勝利したものの、この時点でAチームとBチームが優勝するのは難しい状況になってしまう。逆にCチームとDチームは最終戦までどちらのチームが優勝するかわからない。ここで勝利し、優勝に王手をかけたい両チーム。
第3種目の決勝戦を前に、Kaminage選手は「運が良ければ勝てると思います」と謙虚にコメント。一方、ライバル関係であるMatcha選手は、「BlueArcherに気をつけます。アイツはいいです」と、Kaminage選手を挑発した。
試合が始まると、Matcha率いるDチームが、Cチームの主力2人を徹底的にマークして動きを封じる。1対1の局面ではKaminage選手の華麗なエイムを見られるシーンもあったが、出会い頭の撃ち合いでMatcha選手がほぼすべて勝利。コンマ数秒の照準の差が明暗をわける結果となった。
▲頭脳プレイでチームを勝利に導いたMatcha選手(右)。 |
最終戦は、本作の醍醐味ともいえるブラックマネーモードで行われた。バトルスクワッドモードと同じく全チーム参加によるこのモードでは、札束の入ったバッグを奪い合い、60秒以上キープもしくはタイムアップ時にキープしていたチームの勝ちとなる。
試合開始後、マネーバッグが出現すると、壮絶な奪い合いがスタート。札束が舞い散る中、バッグを手に入れては奪われるシーソーゲームのような戦いとなった。最後は、バッグを手にしたBlueArcher選手が、他のチームのメンバーに追われつつも建物の右奥に避難し、建物の手前に陣取ったKaminage選手とともに入口から侵入してくる敵に十字砲火を浴びせ続け、見事な勝利を治めた。
▲トッププレイヤー同士の連携プレイに、他のチームも翻弄されてしまった。 |
その結果、優勝は34ポイントでCチーム。ブラックマネーモードのkill数で、3位となったDチームは32ポイントで2位に。3位はBチーム、4位はAチームという結果となった。
大会終了後に行われた表彰式では、2位と3位のチームに表彰状が、1位のチームには表彰状と賞金5万円が贈られた。優勝に貢献したBlueArcherが「爆破ミッションがダメだったので、次にこういう大会があった時には練習して頑張りたい」と更なる研鑚(けんさん)を誓うと、Kaminage選手が「味方のおかげて優勝できました。優勝賞金ありがとうございます」と、コメントして大会を締めくくった。
▲優勝したCチーム。BlueArcher選手とKaminageの活躍が目立ったが、他のメンバーの腕もかなりのもの。 | ▲2位のDチーム。Matcha選手の指示のもと、見事なチームプレイで大会を戦い抜いた。優勝したCチームとの実力差は僅差だった。 | ▲3位のBチーム。大会、体験会ともに女性プレイヤーも数多く会場に集まっていた。 |
最後に行われたジャンケン大会では、『シャドウカンパニー』のTシャツやモニターバッグがプレゼントされ、今回の体験会&大会イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
▲参加者を対象に行われたジャンケン大会も大きな盛り上がりを見せた。 |
なお、待望のオープンベータテストは8月下旬からスタート予定とのこと。今回の体験イベントに参加できなかったFPSプレイヤーは、『シャドウカンパニー』のティザーサイトでオープンベータテストの情報をチェックしてほしい。
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