【電撃乙女部】個性豊かなツーファイブ企画CDを紹介♪ 木村良平さん、子安武人さん、森田成一さんのインタビューも

文：電撃オンライン

■『逃暴者～ユウキ編～』

　全編ダミーヘッドマイクにより収録。謎めいた青年との出会い、そして追われる彼とともに過ごすドラマを2パターンのエンディングとともに楽しめます。また、正体不明の青年を演じた森田成一さんの収録後インタビューが到着しましたので、掲載します！

■ ストーリー ■

　「……騒ぐな。怪我するぞ」

　突然あなたの前に現れた青年、大庭祐樹。何者かに追われているという彼は、一晩だけ自分を匿えとあなたの家に上がり込んだ。

　鳴り響くサイレン。聞き慣れない銃声。彼とともに生き残るのか、それともともに消されてしまうのか……。そして、謎だらけの彼の目的とは？

■ 登場人物 ■

大庭祐樹（Yuki Daiba） CV：森田成一
▲名前以外はすべてが不明という謎の青年。何者かに追われているらしいが……。

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▲森田さん

――全編をダミーヘッドマイクを使用して収録しましたが、いかがでしたか？

森田さん：今までに何度かダミーヘッドマイクを使用して収録したことがあるのですが、本来なら相手が目の前にいるはずの場面を、マイク相手に演じなければならないところが毎回難しいなと思っています。頭部を模したマイクを遣うということで、実際に相手がいる状況を想像しながら収録する点が、ふつうのマイクを使用した収録とは違うところですね。自分の演技だけではなく、相手役の動きも想像しなければいけないので、頭の中で2人分の演技を考えながら収録しています。

――2人分の演技を考えるということは、普段の2倍大変ですよね。

森田さん：そうですね。でも、そうしないとダミーヘッドマイクを使っている意味もなくなってしまうし、リアリティがなくなってしまうので。これは声のお仕事をするうえで、覚えておかなければならない技術かなと思います。

――森田さんが思う大庭くんの魅力とは？

森田さん：タイトルに“暴”という字が入っていますが、大庭自身は悪い子ではなく非常に正義感があります。聴いてくださる皆さんといっしょにいろんなところへ逃げていく中で、彼は自分が巻きこんでしまった相手をちゃんと気遣うこともできますしね。なので、どこにでもいる普通の男性っぽいところが魅力だと思います。演技の面に関しては、すごく自然にしゃべらせていただきました。結構地のままで演じさせていただいたので僕も楽しかったです。

――印象に残ったセリフやシーンを教えてください。

森田さん：印象に残っているのは、お風呂に入るシーンですね。効果音やBGMが加わることで、収録の時とCDを聴いた時では印象が変わるんじゃないかなと思っています。あまり収録することのないシーンなので、おもしろかったです。

――発売を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

森田さん：ダミーヘッドマイクを使ったリアルな音声で、本当に2人で逃避行しているかのような雰囲気が出せればいいなぁと思っています。今回は特に息継ぎであったり、普通だったら雑音になってしまうリップノイズなども収録していただけるような形で音を入れましたので、よりリアルな会話をヘッドホンで聴いていただきたいです。ツーファイブさんが満を持しての新作ということで、このシリーズが続いてほしいですし、また新たな企画でダミーヘッドマイクを使った作品を作れればうれしいです。シリーズの第1弾になるこの実験的な作品を聴いていただき、一緒に皆さんと逃亡したいと思います。

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　作品の雰囲気は、こちらのPVでも感じることができますよ。

　各シリーズとも、今後の展開がますます楽しみですね！　今後も、上記2シリーズをはじめ最新CD情報をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!!

データ

(C)ドン・マッコウ/TWOFIVE
illust. 紅月りと。
illust. ヤマシタコウジ

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