【電撃対戦企画】あの男たちが呼ばれもしないのに帰ってきた!? 新企画1回目は『アイルーでパズルー』の対戦を動画でお届け

文：電撃オンライン

▲『アイルーでパズルー』を手掛けた鈴木プロデューサー。過去には、PS3『バイオハザード5 オルタナティブ エディション』も開発している。

――やはりプロデューサーは強かったということですね。

　ありがとうございます。でも、やっている時は「負ける！」と正直思いました。

――カネキングは、欲しかった爆弾が来なかったみたいです。

　ああ、そういうことありますよね。

――メディアと対戦することは何度かあったと思うのですが、勝率はどうですか？

　メディア大会の後からは勝っています。その前に『電撃PlayStation』さんと対戦した時は、完膚なきまでに惨敗しました。

――なるほど。ではちょっと別のお話もうかがっていいですか？　本作を開発することになった経緯を教えてください。

　もともとアイルーは、『モンスターハンター』から生まれたキャラなのですが、昨今はアイルー自体を好きになってくださる人が多くいらっしゃったんですよ。そんな人たちに向けて、ライトに気軽に楽しめるソフトを作ろうとしたのがきっかけです。

――手軽に楽しめるソフトのジャンルは多数あるかと思えるのですが、パズルゲームにしたのには何か理由があるのでしょうか？

　たまたま弊社にパズルゲームのシステムがあったため、組み合わせてみたというところがあります。その結果、老若男女に楽しんでもらえるゲームになったので、そのまま進みました。

――プレイしている人に、攻略のアドバイスをいただければと思います。

　1人でコンピュータ対戦をしている時は、苦手なキャラがいると思います。その時は、自分なりに攻略方法を見つけてください。たとえば、自分が攻撃したぶんだけダメージを受けるという必殺技を使う“長老”のようなタイプは、相手がピンチになった時かつゲージがない時に一気に攻撃するとか、あえて大きな攻撃をせずに、じわじわと追い詰めて勝つとか……私は長老が苦手なので、そういう工夫をしています。あとは、相手の必殺技やどんぐりジェムのパターンを学ぶのも大事です。

――対人戦だとどうでしょう？

　あらゆる意味でタイミングが重要だと思います。必殺技であれば、相手がどんな時に必殺技を使ってくるのか、自分の必殺技はいつ使うのが効果的なのかなどです。たとえば、先ほどの“トマト”のように相手のNEXTジェムを変えるようなタイプならば、相手の必殺技の後に使うことで無効化できます。

　他には、大きな攻撃を仕掛けるタイミングも重要です。対戦中、自分がこのパワージェムを壊したら有利になるというのがわかると思うんですが、相手のフィールドがスカスカな時に攻めても、ねばられてしまう。なので、耐えて耐えて、ここぞというタイミングでしかけるのかもポイントです。

――虹色たまごジェムが、赤色のノーマルジェムに変わった時は驚きました。

　先ほどは、相手の必殺技を上書きするために使いましたが、攻める時にも使えます。相手が爆弾ジェムを待っている時に使えば、8ブロックは確定で積ませることができます。もう少しでジェム落下口が詰まってしまうような状況では、かなり有効ですね。

――連鎖とパワージェムではどちらが有効なのでしょうか？

　どっちが数字的に有利というのはないです。ただ、同じ色のジェムをくっつけてパワージェムにするほうがわかりやすいので、オススメです。あとは、パワージェムを作って壊すだけではなく、連鎖と組み合わせるとより強い効果になるので、慣れてきたら狙ってみてください。

　パワージェムを作れたらいいんですが、作れなくても同じ色のジェムを近いところに置いておくのは重要です。そうするとどこかに爆弾が接した時に一気に壊れていく。繰り返しになりますが、そのために相手のどんぐりジェムのパターンを覚えておくのもポイントですね。

――パズルゲームが苦手な人はどうしたらいいのでしょうか？

　自分が使いやすいキャラを探すことが重要です。マイアイルーは使い勝手がいいのですが、使いやすくないという人も実はいます。弊社の中には“ピンク”がマイアイルーより好きで、使いやすいという人もいるんですよ。他には、自分に有利な必殺技を持つキャラがいいのか、相手の邪魔をするほうが使いやすいのかは、遊んでいく中で見つけていただければと。

――参戦キャラにモンスターがいますが、モンスターが登場することになった理由は？

　アイルーはもちろんですがモンスター人気も当然高いので、ここは押さえておかなければなと。イベント会場などで男の子はモンスターを選ぶことが多かったですよ。

――必殺技でボツになったものがあれば、教えてください。

　ボツになったものはないと思いますね。ただ、効果を調整したものはあります。ジンオウガの操作が混乱するものはもうちょっと効果時間が長かったのですが、手も足も出なくなってしまうので、今のものになりました。カウントダウンやアップ系の技も、微調整しています。

――開発時に印象的だったエピソードがあればお願いします。

　開発スタッフは男性が多いんですが、本作はアイルーのカワイさが命のゲーム。ミーティングでは「カワイくするために、一緒にがんばろう」とカワイさを追求していたのが、印象的でした。

――開発スタッフの中で大会をされたりしなかったのですか？

　大会ではないのですが、バグチェックチームと対戦しました。本当に強い人ばかりです。7～8連鎖を簡単に作ってしまうほどの猛者もいます。バグチェックするかたわら、自主的に攻略資料を作ってくれてしまうほど、やりこんでいます。

　そのチームと、ディレクターと私で対戦したのですが……まったく歯が立たず完敗でした。そんな人たちに支えられて、作品ができているのを実感しましたね。

――羽海野チカ先生に、カスタムテーマを書いていただくことになったきっかけは？

　私自身が、羽海野先生のマンガが好きな上に、羽海野先生の描かれるネコのもっちりふくふくした感じが大好きなんです。アイルーが好きな方はネコが好きな方も多いので、「羽海野先生がアイルーを描いてくださったら、喜んでくださるユーザーの方も多いのでは？」と思い、お願いしてみました。

　ユーザーさんからの反響は大きかったですね。「アイルーを描いてください」とお願いしたのですが、先生のネコも一緒に描いていただけて、アイルーファンの皆さんだけでなく羽海野先生のファンの方にも喜んでいただけるものができたと思います。

――遊んでいない人へ、本作の魅力を教えてください。

　本当に気軽に楽しんでいただける作品です。そして、アイルーのカワイさが随所に盛り込まれています。パズル中にアイルーが細かく動いているのも見ていただきたいですね。

　さらに先ほどの攻防を見てわかるように、コアなパズルゲームファンの方にも楽しんでいただけます。ハンデ設定も可能ですので、ぜひ友だちや家族と対戦を楽しんでいただければうれしいです。アドホック・パーティにも対応しているので、遠くの人とも対戦できますよ。

――お値段もお安いですしね。

　はい、毎回言っているのですが、2,990（ニクキュー）円とお求めやすいです（笑）。アイルーのカワイさを堪能していただけると思いますので、アイルーファンの方も、パズルゲームファンの方も、モンスターハンターファンの方も、ぜひお求めいただき、楽しんでいただければと思います。

▲アイルーたちと一緒にポーズを決める鈴木プロデューサー。興味がある人は、公式サイトをチェックしてみては？

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　すべてを終え、帰ろうとするkbjとカネキングに、鈴木プロデューサーは「勝てなかったのは、アイルーの気持ちを理解できなかったからでは？」と分析。鈴木プロデューサーがオススメグッズとして紹介してきたのは、9月中旬から店頭に並ぶ『MH かさなるマスコット（リオレウス/イビルジョー）』と『AIROU かさなるマスコット（葉っぱ/ねそべり）』だ。キーチェーンでつながったマスコットを動かして遊べるマスコットになっている。価格は各924円（税込）。

▲『MH かさなるマスコット リオレウス』		▲『MH かさなるマスコット イビルジョー』		▲『AIROU かさなるマスコット 葉っぱ』		▲『AIROU かさなるマスコット ねそべり』

　突然宣伝くさくなったが、鈴木プロデューサーの言うことに間違いはないはず！　と、2人はアイルーグッズを身に付け、アイルーたちと心行くまでたわむれるのだった。

　あまりに残念な光景を見せつけられた鈴木プロデューサー。自分が言い出しただけに困ってしまったようで「読者プレゼントを上げて、そろそろ終わりにしましょうか？」とまとめ始めた。というわけで、残念なkbj＆カネキングのおかげ（？）で、読者プレゼントをゲット。『アイルーでパズルー』ソフト（2名）と『AIROU』グッズつめあわせ（3名）をプレゼントするので、下記から応募してほしい。締切は10月9日23：59だ。

▲さまざまな『AIROU』グッズの中から、2つをセットにして3名にお届け。なお、商品は選べないが『ランチBOX』と何かの組み合わせになる。

【プレゼントに応募する】

▲やれやれニャ♪

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データ

関連サイト

• 『アイルーでパズルー』公式サイト