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2012年10月5日(金)

カリスマ社長の白雪姫に、箱入り娘のアリス!? 童話史上もっともアリエナイおとぎ話『ドリームドロップス』スタッフインタビュー

文:斎藤ゆうすけ

■ペットシステムや200人対戦のPvPがプレイを盛り上げる

――次は『ドリームドロップス』のシステムについてお聞きしますね。まずは童話人形劇団について教えてください。

武内:童話人形劇団はドールと呼ばれるペットを召喚して戦うシステムです。ドールは3体まで呼び出すことができ、3体の中からメインの1体を決めると、そのドールは大きな姿で表示され、他の2体はおもちゃの兵隊のような小さな姿で表示されます。

大原:メインのドールはプレイヤーが攻撃した相手に攻撃してくれるので、心強い味方になります。サブの2体は小さな人形になりますが、プレイヤーの能力値を上げてくれます。チュートリアルで3体のドールがもらえるので、ゲームを始めてすぐに体感できますよ。

――その3体はどんなドールなんですか?

『ドリームドロップス』

武内:最初にもらえるのは、パンプキン王、マジカルジンジャークッキーマン、コウモリ小妖精の3体ですね。それぞれ攻撃、魔法、スピードに特化したドールで、自分の職業に合ったものをメインにすれば、序盤をラクに進めることができます。あえて後衛職でパンプキン王をメインに据えて、魔法が強くなるまで物理攻撃を強化するのもいいと思います。

大原:最初にもらえる3体のドール以外にも、クエストの報酬やイベントでのレアドロップなどでドールがもらえます。どんどんドールを集めてお気に入りの子を見つけてください。

――コレクター心をくすぐられますね(笑)。でも、最初にもらえるドールにも愛着がわきそうですね。

武内:ドールもレベルが上がって強くなっていきますので、最初にもらえるドールを気に入ったら、そのドールのレベルを上げていくという遊び方もできますよ。

――育てる楽しみもあるんですね。それでは、次に童話ノートについて紹介していただけますでしょうか?

武内:童話ノートは、特定のクエストをクリアした時や、ドールを入手した時に更新される図鑑のようなものです。

大原:ゲームを進めていくと、ノートに次々と画面写真とテキストが埋まっていくので、遊べば遊ぶほど『ドリームドロップス』の世界観や物語を詳しく理解できる仕組みになっています。

『ドリームドロップス』 『ドリームドロップス』

――自分の冒険が記録されていくのはうれしいですね。では、次はシードシステムについて教えてください。

武内:シードシステムは、クローズドベータテストでは一部のユーザーさんに“残酷システム”と呼ばれていました(笑)。

――“残酷システム”ですか!?

武内:説明させていただくと、まずプレイヤーはホープシードというアイテムを用意します。そしてパペット(モンスター)にホープシードを使用すると、パペットのターゲットゲージの横に5種類ほどのアイテムが表示されるようになります。この状態で、パペットを倒すと、表示されていた5種類のアイテムのうちのどれかが入手できるわけです。

大原:つまりモンスターに種を植え付けて、種をアイテムに成長させて刈るというシステムなんです。

――うわ~、それは確かに残酷かもしれませんね。

武内:ゲームシステムとしてはおもしろいのですが、想像すると残酷ですよね。

大原:このシードシステムで手に入る実を集めて特定のNPCに渡すと、アバターをはじめ、さまざまなアイテムが手に入るので、ぜひいっぱい刈り取ってください(笑)。

――想像するのはやめます(笑)。次はお宝争奪作戦について紹介していただけますでしょうか?

武内:はい。このお宝争奪作戦は、プレイヤー同士が戦うイベント(=PvP)です。レベル35から参加できるこのミニイベントは、ゲーム内で発表されるイベントスケジュールに従って実施されるもので、時間になると画面にお宝争奪作戦に参加するかどうかを確認する小さなUIが表示されます。

 参加を選択してNPCに話しかけると、お宝争奪作戦専用のフィールドに飛ばされ、最大200人での対戦が行われます。完全な個人戦ですので、自分以外の199人がすべて敵になります。プレイヤーを倒すごとにポイントが加算されるルールになっていて、制限時間内により多くのポイントを溜めた上位10名のプレイヤーが2回戦へと進出できます。2回戦は10名で対戦してもらい、優勝した1名は優勝者だけが開けられる特別な宝箱を開けることができます。

大原:こんな風に説明すると、殺伐としたイベントと思われがちですが、他のプレイヤーに倒されたらそれで終わりというわけではなく、すぐに復活します。それにフィールド上に落ちているキノコを取るとスピードアップしたり、自分の体が小さくなって回避しやすくなったりと、楽しい要素もたくさんあるので、みんなでワイワイと対戦を楽しんでもらえたらと思います。

→オープンベータテストのポイントとは?(6ページ目へ)

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データ

▼『Dream Drops』
■運営:ガマニアデジタルエンターテインメント
■開発:PlayCoo
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始:未定
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金)

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