【週刊ガンダム バトオペ】新規追加機体“ジム・ストライカー”を先行体験！ 近接戦闘に特化させたMSの性能とは!?

文：ophion

■バランスの取れた汎用型MS“ジム・コマンド”

　続いて搭乗したのは、ジム・コマンド。こちらはコスト175の汎用型MSです。主兵装は100mmマシンガンとハイパー・バズーカに加えて、新兵装のビーム・ガンが装備できます。このビーム・ガンはジムなどが装備できるビーム・スプレーガンの上位互換にあたる兵装。感覚的には、PG用ビーム・ライフルに近いと思います。

　射程距離も長く使い勝手は決して悪くないのですが、現状、汎用型MSはバズーカなどの相手をよろめかす兵装を持つのが主流なので、普段はやや使いにくいかもしれません。ただ、汎用型MSが多めの編成で、味方が皆バズーカを持っているなら、ビーム・ガンの射程距離を生かして少し後ろからけん制を行うのもアリかと思います。

▲ビーム・ガンを使うなら中距離を維持し続けるのが基本でしょう。

　また、このMSの性能としてはシールドの耐久値も目を引きます。LV1の時点で2,300の耐久値というのは、ガンダムと先行量産型ゲルググに次ぐ数値。さらに、“緊急回避制御”も持っているので、前線で耐える力に関してはかなり高いものを持っていそうです。相手を一瞬だけ無力化できるハイパー・バズーカを装備し、カスタムパーツも防御を重視したものにしておくと、さらに効果的でしょう。

▲シールドが壊れるまで使い切れれば、実質的に機体HPを大きく超える耐久力に！

■実弾狙撃銃の性能が偉大なジム・スナイパーII

　最後に乗ったのは、ジム・スナイパーII。普段から“週刊ガンダム バトオペ”では、機体の性能面を中心にレポートを書いていますが、今回だけは言わせてください。……カッコいいです。フォルムはジム系の中では非常にシャープな印象。しかも、頭部にはバイザー状のパーツを装備していて、これぞ狙撃兵という感じ。ただ歩いているだけで、“歴戦の勇士”の風格さえ感じます。もう、この見た目だけで「手に入ったら絶対乗る！」と心に決めました。

▲構えていても歩いていても、リロードしていても、とにかくさまになるジム・スナイパーII。個人的には、背後から見たスラスターが特にお気に入りです。

　さて、気になる性能ですが、このMSの魅力はなんといってもGS2用スナイパーライフル。本作初の実弾タイプの狙撃銃で、弾数が6発と豊富。リロードはそれほど長くないので、よろけた敵MSへの追撃とけん制の両方を同時に行える印象です。ジム・スナイパーも装備できるロングレンジ・ビーム・ライフルは、連射していると2～3発でオーバーヒートしてしまいます。しかも、その後は1度MSから降りない限り、約数十秒は撃てないことを考えると、味方を継続的に補佐する能力は他の支援型MSよりも高そうです。実際、バンダイナムコゲームスさんで搭乗した際も、かなりいい支援ができたと自画自賛しています（笑）。

▲実弾であっても、狙撃能力はビーム兵器とそん色なし！　むしろこちらのほうが使いやすいぐらいです。

▲崖に陣取るアッガイを狙撃！　少しだけ罪悪感がわきますが、気にしないことにします。

　今回は地球連邦軍サイドの新規MSを中心に紹介しましたが、次回の“週刊ガンダム バトオペ”では、ジオン公国軍サイドの新規MSドム・トローペンを先行レポート！　“我こそはジオニスト”とという人は、来週の記事をお楽しみに!!

(C)創通・サンライズ

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