2013年2月19日(火)
――相手にしていて一番イヤなMSは?
グフカスタムとドム、あとはザクIIJかな。
――納得のラインナップだね。
グフカスタムはオールラウンドに活躍できるハイスペックなMSですからね。あいつをスルーしてしまうと、スピードの速さと火力の高さで、本拠点を攻撃する能力も高いし、でも戦いたくないし(笑)。
▲相手にしていてイヤなMSとして、一番に挙げたグフカスタム。実はカバパンがジオン公国軍でプレイしている時の愛機だったりします。あまりの使いやすさに「地球連邦軍に帰りたくない!」との発言が飛び出した時はヒヤヒヤしました(笑)。 |
――かなりの強敵だよね。ドムは?
目が見えなくなるとパニックを起こしちゃいます。目が見えないってことは、こんなにも怖いことなんだと実感させてくれますよね。特に不意打ちで食らった時は、何もできなくなるので、とにかく射撃を撃ちまくっています。
――その気持ちはよくわかるな。ザクIIJは意外な選出だね。
チャージバズーカが、やっぱり強いですよね。当てるのが難しいのはわかってはいますが、乱戦で撃破される武装は、ほとんどチャージバズーカです。空中で爆風に当たると、ダウンされられますし。
――今回の“30万参戦記念イベント”はどうだった?
まず、足を引っ張ってすみませんでした(笑)。ランダムマップは新鮮な気持ちで楽しめるのがいいですよね。ただ、ジャブローばっかり引いていたような(笑)。
――ジャブローは苦手?
前衛として、チームの勝利に貢献するスタイルを目指しているので、奇襲が難しいジャブローは苦手ですね。
――そう言えば、指揮官にもチャレンジしていたよね。
そうですね。ただ、僕は文字を打つのが遅くて、伝えたいことを伝えきれないのが一番ツライ。でも、指揮官というシステムはすごくおもしろいと思います。
――斬新なシステムだよね。
51対51の対戦で、戦術を指示するのは、1対1の将棋に通じるものがありますよね。敵軍の指揮官が何を考えているのかを先読みするのも重要ですし、味方を指示に従わせる難しさも、ある意味では楽しいです。
――難しいね。特に高階級のプレイヤーには、自身が確立したスタイルがあるからなぁ。
その時にランダムで選ばれた50人ですし、考えていることが違うのは当然なんですよね。だから、味方にうまくスコアを稼がせながら、勝利を目指すのが理想なんだと思います。でも指揮官の理想像とパイロットの理想像が違いすぎて、よくもめているのは悲しいですよね。
――お互いに勝利を目指しているんだろうけど、もめることも多いね。
戦場の全員が指揮官を信頼して、指示に従ってみれば、また違った魅力を感じられると思うんですよね。僕もそういう戦場に出撃してみたいけど、敵軍がそうだったら、まず勝てないからイヤです(笑)。
――ただ、そんな戦場の指揮官は責任重大だね。
パイロット操作の時は、いくらミスをしても再出撃できるし、許されるんですけど、指揮官はミスが許されないんですよね。指揮の1つ1つが勝敗を大きく左右しますから。特に、序盤にミスをすると、パイロットからの信頼をどんどん失って、言うことを聞いてくれなくなるという(汗)。そこはもうちょっと優しい目で見てあげたいですよね。
――勝ったら歩兵のおかげ、負けたら指揮官のせいという風潮を感じることがあるなぁ。
指揮官の奇策って、僕は好きなんですよ。全員が指示に従えば、本当に強力な戦術だったりもしますし。特に最近の戦場では、むき出しの拠点よりも先に、塀に囲まれた拠点を攻撃するように指示をする指揮官が増えてきましたよね。全員で突撃するなら、普段落としにくい拠点を狙うべきというように、戦術のセオリーが変わってきたのですが、初期のころはそれも奇策扱いでしたから。あとは、戦略兵器で敵エースをつぶしたり、キルデス戦でも戦略兵器を使って敵MSを倒すというような、セオリー外の使い方もありますし。
――そうだね、自分たちで遊び方の幅を狭めないようにはしたいよね。
今はMS同士の対戦を指揮官がフォローしているようなイメージですけど、最終的には指揮官同士の戦術のぶつかり合いを、パイロットたちがフォローするような戦場になってほしいと思っています。
――そう言えば、次はカバパンが指揮官をやって、ユーザーと一緒にプレイする企画があるんだよね。
そうなの? じゃあ、チャットの指示はホンドゥが打ってよ。その代わり、指揮はしっかりやります。
――了解した。では、その企画への意気込みをどうぞ。
いたらないところはありますが、苦情は受け付けます(笑)。51人全員がまとまって動ける、楽しい戦場を目指しますんで、ぜひ僕の指示を聞いてください!
▲次の企画への意気込みを熱く語るカバパン少佐。熱くなりすぎて髪がピンク色になってしまったようだ(ウソ)。 |
カバパンが指揮官として戦場に立つ日は2月26日の19:00~開始予定。その模様は『ガンオン』特集ページに掲載予定です。それでは皆様、『ガンオン』の戦場で会いましょう!
【著者プロフィール】
ホンドゥ……『電撃ARCADEゲーム』、『電撃PlayStation』、『電撃スマホアプリ』などで執筆中のゲームライター。対戦ACTやFTGをはじめ、和ゲーから洋ゲーまで、さまざまなジャンルの攻略記事を手掛ける。人生を変えるほどの影響を受けたゲームは、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』。
(C)創通・サンライズ
データ