「掛け声を言うのが恥ずかしくて気持ちいい」とファンから反響が!? 『閃乱カグラTCG UNLIMITED VS』の開発者インタビューをお届け！

文：カネキング

■無駄なカードはない!?

――先ほどブースター収録カードのレアリティをチェックしたのですが、かなりカードを集めやすい仕様になっているように感じました。

平川P：はい。集めやすいように意識しています。レベル1～4のカードはすべてコモンカード（※レアリティがもっとも低く、出やすいカード）ですし、序盤から中盤をつなぐカードもすべてコモンカードです。

――キャラクターデッキを別途用意する必要があるゲームですから、キャラクターカードがそろえやすいのはいいですよね。レベル5はSRですが、1枚出ればデッキになりますし。

平川P：そうですね。あとはもう1つデッキを組む際に覚えておいてほしいことがあるんです。たとえば、「飛鳥のデッキを組むから、他のカードはいらない」というのではなく、ぜひいろいろなデッキを組んでほしいと思っているんです。斑鳩だったら、葛城だったらこんなデッキになるかなとあれこれ考えてもらって。そうすると、どのカードもデッキに入るんじゃないかなと思うんです。

――無駄なカードがないということでしょうか。

平川P：それを目指しています。今あるカードゲームを見ていると、1人が強い1デッキを持つ時代が来ちゃっていると思うんです。そうではなくて、3個も4個もデッキをカバンに入れて戦いに行って、「あのデッキにはこのデッキで勝てるけど、こっちでは勝てないから強化しよう」といったように、いろいろなデッキで遊んでほしいんです。

――『閃乱カグラTCG UNLIMITED VS』は、キャラクターごとにデッキの特徴がありますが、それぞれ相性がはっきりしているようなイメージもあります。それが今の“いろいろなデッキで戦う”というところにつながるのでしょうか。

平川P：そうですね。相性はあると思います。その相性も、比較的原作に忠実なイメージを持たせています。もちろん、キャラクター単デッキだけではなく、キャラクターカードをバトルデッキに入れた、好きなキャラクターたちで戦うデッキも楽しんでもらえればと思います。

▲キャラクターによってデッキに特徴があり、相性も存在します。どうしても勝てないデッキがあったら、別のキャラクターのデッキで挑んでみるといいかもしれません。

――格闘ゲームですと、そういった相性差を覆すためにチーム戦の大会がよく開かれていますが、公式大会などでチーム戦をする予定はあったりするのでしょうか？

平川P：まさしくあります！　公式大会を夏ごろに予定しているのですが、それが団体戦を想定しています。自分たちの学校名または隊名を書いてもらって、3人1チーム、それぞれ違うキャラクターの単デッキでエントリーする仕組みです。レベル1～5まで同じキャラクターで統一してもらって、3人それぞれ別キャラクターで戦ってもらうようなルールで現在、企画進行中です。

――完全に格闘ゲームのイメージですね（笑）。

平川P：もちろん、他のレギュレーションの大会も開催しようと思っていますが、一番盛り上げたいのはこの団対戦ですね。『閃乱カグラ』の世界で言うと“学炎祭”ですね。

――リアル“学炎祭”ですか。それは楽しみですね。

→『ブレイブルーTCG UNLIMITED VS』とも対戦可能!?（5ページ目へ）

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データ

関連サイト

• 『閃乱カグラTCG UNLIMITED VS』公式サイト
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