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2013年4月23日(火)

新作TCG『ジーククローネ』無料体験版をいち早くプレイ! 毎ターン何枚ドローするかは自分で決める!?

文:カネキング

■勝利のカギは“進化(エヴォリューション)”!

 こうして一進一退のバトルが進んでいきましたが……試合が動いたのは中盤です。井上さんが突然「よし、引いた!」という声をあげ、《ソーサレス》を突然裏向きにして、コストを払い始めたではありませんか。そして《マスターメイジ》を場に出して「進化(エヴォリューション!」。おおおお……なんだかもう響きがすでに強そうですね。

『ジーククローネ』 『ジーククローネ』 『ジーククローネ』
▲《ソーサレス》が進化して《マスターメイジ》に! BP10000というだけでも強いのに、さらに1ドローできます。

 この“進化”とは、場にいる進化前のカードを裏向きにしてコストを支払うことで、手札から進化先のカードを場に出すことができるというシステムです。“進化”して出てきたカードは、普通に場に出すよりも高い能力を持っています。《マスターメイジ》の場合は、BP6000が10000になり、場に出た時1ドローできるというオマケ付き。うーん、強いですね……!

 これ見よがしに全軍で突撃してくる井上さん! こちらは退場時に1チャージできる《エーストリッカー》単体で受けて、さらにアシストでBP12000の《ドゥヴェアルヴェスタ》を呼びます。戦闘では負けましたが、《マスターメイジ》を《ドゥヴェアルヴェスタ》で撃破できました!

『ジーククローネ』
▲必死に守ります。戦いには負けますが、《マスターメイジ》だけは撃破!

 ……が、しかし。井上さんは《マスターメイジ》をリカバリーエリアにキープします。リカバリーエリアとは、戦闘でリーブエリアに送られるカードを、1枚だけ置いておけるエリアのことです。カードは最初逆さまに置かれ、次の自分のターンに横向きに。そしてその次の自分のターンにはフィールドに復活できるのです。もちろん再登場時にコストは必要ありません! 強力なカードを再利用できるわけですね。

『ジーククローネ』
▲時間は掛かるものの、強力なカードを復活させられるリカバリーエリア。序盤からどんどん活用していったほうがよさそうです。

 BP10000が復活してくるので、こちらもうかうかしていられません。《ソーサレス》を裏向きにして、こちらも「進化(エヴォリューション)!」。《マスターメイジ》を呼び出します。普通に出した《マスターメイジ》と2体でアタックし、戦闘に勝利はしますが、進化した《マスターメイジ》が退場してしまったので、こちらもリカバリーエリアに送ります。

『ジーククローネ』 『ジーククローネ』
▲こちらも進化で対抗! 撃破されてしまいましたが、再登場を待つことにします。

 これでダメージはこちらが3、向こうが4。向こうの攻撃をしのぎ切れば、勝利は近そうです! 後がなくなった井上さんが全軍で攻撃してきますが、ここは相手の戦力を削り、4点目を受けることに。相手の場にはもう《ファイター》1体しかいないので、逆転登場した《フレイムフェアリー》と、手札から出した《メジャーサムライ》で一気に勝利できました!

『ジーククローネ』 『ジーククローネ』
▲向こうの攻撃を防ぎきれませんでしたが、戦力を削れたため、反撃が通りました! これで勝利! やっぱり《メジャーサムライ》が強いです!

■『ジーククローネ』の魅力を総まとめ!

 ――と、いうわけで、ざっくりとゲームの流れを説明しました! プレイ時間は15~20分ほど。慣れるともうちょっと早く遊べそうですね。『ジーククローネ』の要点をまとめると、

 ・チャージをコストに使うか、手札にするかが悩ましい!
 ・戦闘は裏向きで呼ぶアシストの読み合いが楽しい!
 ・ダメージを受けた時の逆転登場で場を立て直せる!
 ・“進化(エヴォリューション)”ギミックが強い!
 ・強いカードは何度でも蘇る!

 という感じです。読み合い部分はありつつも、運の要素も大いに絡むので、プレイングの幅が非常に広いなと思いました。選択肢もたくさんありますからね。あとダメージを受けた時の逆転登場は、2枚から1枚を選んで使えるので、役に立たないという状況が少ないのがいいですね。とりあえずキャラクターがめくれれば次のターン攻撃に使えるので、期待値が高いのもいいです。

 「色の拘束はないのか」という疑問もあるかと思いますので、簡単に補足しておきます。色については、コストの支払いなどで制約はありませんが、戦闘時に影響があります。

 戦闘時にお互いが同じBPだった場合、色の相性で勝敗を決定する仕組みになっているのです。相性は、赤は緑に勝ち、緑は青に勝ち、青は赤に勝つという3すくみになっています。では、どうやって色を決定するのかという話ですが、自軍の色は、戦闘に参加している、もっとも多いキャラクターの色になります。同数の場合は無色となり、一方的に負けてしまいますので、できるだけ色を寄せたほうが、戦闘では有利になりやすいということですね。

『ジーククローネ』
▲左上のアイコンが、カードの色を表しています。アイコンの周囲には、色ごとの相性もわかりやすく表示されているので、覚えなくても大丈夫です。

→対戦動画&開発者インタビューを掲載!(5ページ目へ)

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※本レポートで使用しているカードはβ版です。実際の体験版では、デザインや仕様などが異なります。

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