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2013年4月26日(金)

『カプコン アーケード キャビネット』複数人レビュー第1弾! 難易度に阿鼻叫喚の『魔界村』や『闘いの挽歌』などを掲載

文:YK3ゴロー皐月誠kbj

■“たいまつ”だけはダメっ絶対! 久々の『魔界村』はやっぱり地獄の難易度

 『魔界村』は1986年に発売された横スクロールのステージクリア型アクションで、大魔王ゴンディアスを倒してさらわれたプリンセスを助け出すのが目的です。『大魔界村』、『超魔界村』、『極魔界村』などたくさんシリーズ化されているので、オレみたいなジジイじゃなくても知っている人は多いハズ!

『カプコン アーケード キャビネット』 『カプコン アーケード キャビネット』
▲主人公のアーサーは普段は鎧を着たジェントルメンですが、ひとたび攻撃を食らうとパンツ一丁(イチゴ柄)のおっさんに早変わり! おまわりさんこの人です。

 さて、そのシリーズ初代となる作品が『カプコン アーケード キャビネット』に収録されているってことで、念願の目標“全ステージクリア”を果たす時がついに来たわけですよ! なにしろ、当時はおこづかい1日100円という世知がらい家庭に育ったもので、ただでさえ難しい『魔界村』に50円を投入するのは相当な覚悟がいりました。そんな魂の1プレイをことごとく踏みにじったレッドアリーマー! あいつだけはだけはマジ許せん!!

『カプコン アーケード キャビネット』
▲こいつが宿敵のレッドアリーマー。見た目も動きもシ●ア専用です。

 ということで、久々にプレイしてみたわけですが……あいかわらずムズい。特に2面に入ってからはたくさん屍の山を築きます。しか~し、こっちのコンテニュー回数は無限なんじゃいッ! と、半ば強引に突き進んでようやくステージ3へ。当時はコンテニューなんて考えもしませんでしたが、こうして味わってみると実に痛快です。ま、あのころのハングリーさは失われましたが、キニシナ~イ。

『カプコン アーケード キャビネット』
▲当時流行った連射力が増すウルトラテクもしっかり覚えていました。『カプコン アーケード キャビネット』にはオート連射機能が付いていますが、武器を飛ばしたい方向にレバーを小刻みに入力すると連射力はさらにアップします。

 「これならクリアは楽勝だぜ~」と鼻歌気分で進めていくと、約26年ぶりにレッドアリーマーに煮え湯を飲まされます。そう、油断して“たいまつ”を取ってしまったばかりに……。こうなると、野生のトラに素手で挑むぐらい過酷な戦いを強いられます。

『カプコン アーケード キャビネット』 『カプコン アーケード キャビネット』
▲たいまつは、ハズレの武器どころか取ったら完全に死亡フラグです。放物線を描いて飛ぶので、敵に当てるにも一苦労。さらに画面上に2発までしか出せず、着弾点で燃え上がるため連射ができません。

 たいまつ以外の武器を取るためにはある程度進めなければならないのですが、立ちふさがる敵がレッドアリーマー3体という……。この難関に10回ほど挑んだ後、オレは静かに電源を落としました。皆さん、どんな敵よりも、たいまつだけには注意してください。(ゴロー)

3ページ目で『サイドアーム』を掲載!

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