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2013年4月26日(金)

『鬼武者Soul(ソウル)』歌姫武将のデザインがよりパワーアップ! 主題歌を歌うMay’nさんが楽曲やプライベートについてインタビューで語る

文:kbj

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■ワールドツアー中もカバグッズに夢中!?

――『アウトサイダー』は、5月8日に発売される『Run Real Run』に収録されています。もう一方の『Run Real Run』の聞きどころについて、お願いします。

『鬼武者Soul』 × May’nコラボ

 強さを前面に出しているという意味では『アウトサイダー』とリンクする部分もあるのですが、疾走感がすごくて危機感あふれるサウンドになっています。走り抜けているような感じの曲です。

――最初に聴いた時の印象は?

 緊迫した雰囲気をすごく感じました。ハイトーンを活用した楽曲で、狂気的な部分を一番に出すことを意識してパフォーマンスしました。この曲も作品をいただいてからの楽曲だったので、イメージに沿う感じで、私の新たな部分を引き出していただいたかと思います。

 絶望的で、光があまり差し込まないような歌詞なんですが、苦しくても自分は生き残るとか、世界を自分の力で変えるという強さを感じてほしいです。自分の力で未来を勝ち取るという意識は、『Run Real Run』と『アウトサイダー』に共通するテーマだと思います。

――PVでは実際に走られています。タイアップされている『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』のイメージから、走ろうということになったのでしょうか?

 世界観をリンクさせようということで、ああいったPVになりました。私にとっては珍しく外ロケで、朝から夜まで撮影づくしでした。バックダンサーの方とPVを撮るのが初めてだったのですが、ライブではよくある風景ではあるので、May’nっぽさは出ていると思います。

――撮影のために何度も走られたと思うのですが、大変ではありませんでしたか?

 学生時代は運動全般が得意でしたし、今も運動はよくします。走ったのは久々でしたが、なかなかいいフォームで走れたんじゃないかと思います(笑)。ピンヒールで頑張って走りました。

――May’nさんは何かあった時に、自分から向かっていくタイプですか? それとも逃げるタイプですか?

 私は向かっていくタイプです。不可能とわかった瞬間に、さらに向かっていきたくなります。

――ちなみに、追いかけられるのは好きですか?

 追いかけられるのは……あまり好きじゃないです、自分のペースでいきたいので。でも、追われた時には走るしかないので、走ります!

――2013年度はどんな年にしたいですか?

 何事にもつねにチャレンジしていきたいと思います。今回のシングルのコンセプトでもありますが、自分の力で世界を変えたいという意識を持って、挑戦していきたいです!

――5月中旬から始まるAcoustic Tour 2013“Hang jam”は、どのようなツアーになるのでしょうか?

 初めてのアコースティックツアーなので、これまでのツアーとはガラリと違った雰囲気になると思います。ツアーって、セットリストが同じだったとしても、来てくださっている方やその場所によって、その時にしか出会えない音を皆さんと作ることができるものだと考えています。

 今回はアコースティックということで、音の広がりが普段よりあると思うので、いつも以上にその場所でしか作れない音を表現したいです。

――アコースティックだと、会場やお客さんの雰囲気もいつもと違うような印象があります。

『鬼武者Soul』 × May’nコラボ

 はい、より距離感が近くてアットホームな感じが出ると思います。ゆったりめの楽曲はいつもよりは多くなるかもしれませんが、ノれるようなアゲアゲなアコースティック楽曲もたくさん入れたいと思っているので、ぜひ足を運んでください。

――イベントに向けて準備されていることはありますか?

 リハーサルのような本格的なことは、もう少しで動くという状態で、現在はグッズの準備を進めています。ツアーグッズは、デザイナーさんと相談して細かいアイデアを出したり確認したりということを毎回しています。

――まだ、ツアーに向けたテンションになっているという感じではないんですね。

 まだ、スタジオに入っていないので、ツアーのことで頭がいっぱい、というようにはなっていません。ただ、アコースティックツアーでは、音楽の楽しさや広がりを来場してくださった人だけでなく、私自身もこれまで以上に感じられると思っています。アコースティックの素晴らしさを伝えられるように、アレンジもこれまでとは違ったものにする予定なので、楽しみです。

――昨年行われたワールドツアー“ROCK YOUR BEATS”では、大勢の方が参加されたと聞きました。国外で、どのような印象を受けましたか?

 まずはこんなにもたくさんの方が私を知ってくださっていて、こんなにも日本の文化を愛してくれているということに感動しました。話す言葉や文化は違っても、ライブを通して日本と同様に盛り上がれたこともとてもうれしかったです。「音楽は世界をひとつにすることができる!」ということを感じました。

――逆に、日本とは異なったことは?

 アジアの方も欧米の方も、アップテンポな曲だけでなくバラード曲もとにかく一緒に歌ってくれました。Aメロから大合唱してくれるのには驚きました。

――三寒四温な日々が続きますが、春らしいことはされましたか?

 プライベートでは……あまりしていません。春の食材を楽しむくらいです(笑)。先日はフキを煮て食べました。料理は好きで、旬のものを味わうようにしています。

――料理以外で、プライベートでハマっていることはなんでしょう?

 最近の話ではないのですが、カバグッズを集めることにずっとハマっています。ワールドツアー中も増え続け、ここ1年くらいですごく集まりました。2年ほど前に数えた時は300個あったのですが、現在は500近くいっているかと思います!

――部屋がカバで埋まりそうですね。カバグッズにハマっているという人をあまり聞かないのですが、どこに魅力があるのでしょうか?

 グッズがあまり世にあふれていないところです。猫のグッズならばたくさんあるのですが、カバのグッズは限られています。コレクター気質なので、見つけるのが楽しいです。

――ちなみにカバにハマったきっかけは?

 8年ほど前なんですが、私の本名を平仮名にしてみると“かば”っていう文字があるのを発見したんです。それをきっかけに「カバを集めよう!」と決めました。人と違うことをやるのが好きなので、あまり人が集めていないグッズだったというのも理由の1つです。

――お気に入りのカバグッズを教えていただけますか?

 たくさんあるので迷いますが……食器は好きです。多数ある食器のなかでも、お子様プレートが特に気に入っています。皿がカバのデザインで、顔の部分にサラダを置いて、お尻のあたりにスープを置く場所があって……とにかくカワイイんです。私はプレート料理が好きなので、家でお子様ランチ風にして食べることもあります。

――ちなみに、カバって普段は何を食べるんですかね?

『鬼武者Soul』 × May’nコラボ

 カバは……草食!? でも走るのがとにかく早いんです。

――なるほど。カバの生態事態に興味があるというわけではないんですね。

 はい(笑)、あくまでグッズです。でもカバの写真集は持っています。あとは、リアルなフィギュアも持っています。

――普段ゲームをされますか? もし遊ばれるなら、どのようなものを遊ばれますか?

 移動中に少しするくらいです。子どものころには、『トイレの花子さん』を題材にしたゲーム、『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』を友だちと一緒に遊んでいました。学校を探索するアニメーションタイプのゲームでした。とても怖かったので、今思うと「そんな怖いのをなんでプレイできたんだろう?」って思うのですが、アニメーションタイプだったから遊べたのかもしれません。あとは、『セーラームーン』のアクションゲームもやっていました。

――今後、取り組んでみたい音楽などありましたらお聞かせください。

 いろいろなことに、どんどんチャレンジしていきたいです。作品に自分の知らなかった世界感を引き出してもらえることは、とても大きい。作品との出会いをこれからも大切にして、いろいろな楽曲に挑戦して、自分の知らない自分を発見していきたいです。

 曲について言うと、自分の理想を追い求めていくような疾走感のあるサウンド、上を目指すような向上心を押し出した楽曲が、May’nっぽいと感じています。そういったところを生かせるような楽曲を作っていきたいということを、今回の2曲を通して改めて感じました。

――では、最後に読者へのメッセージをお願いします。

 May’nのファンの方々は、楽曲からゲーム『鬼武者Soul』に興味を持っていただければうれしいです。逆に『鬼武者Soul』ユーザーの方々が歌姫武将に興味を抱いていただいたのならば、シングルCDにシリアルコードが入っています。お手に取っていただければ幸いです。よろしくお願いします。

『鬼武者Soul』 × May’nコラボ
▲ゲームとMay’nさんが手を組んだ今回のコラボ。これを機に、ゲームを始めてみたり、May’nさんの曲を聞いてみたりしてみては?

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

データ

▼『Run Real Run』
■品番:通常盤 VTCL-35150/初回限定盤 VTZL-65
■発売元:flying DOG
■発売日:2013年5月8日
■価格:通常盤 1,260円(税込)/初回限定盤 1,890円(税込)
 
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▼『HEAT』
■品番:通常盤 VTCL-60300/初回限定盤 VTZL-40
■発売元:flying DOG
■発売日:2012年3月1日
■価格:通常盤 3,045円(税込)/初回限定盤 3,360円(税込)
 
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▼『鬼武者Soul(ソウル)』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PC/スマートフォン
■ジャンル:S・RPG
■正式サービス開始日:PC 2012年10月19日/スマートフォン 2013年6月~7月予定
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金)

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