2013年5月24日（金）
“変わる世界”で『SDガンダム カプセルファイター オンライン』は新生SDGOとなる――大型アップデートの真相を主要スタッフに直撃！
■プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能に！■
――カスタマイズシステムは、どのようにリニューアルされたのでしょうか？
伴：ユニットの成長方式が、ポイント振り分け式からカスタムパーツを装備する形に変更されました。また、これまでは“エース”まで成長させないとスキルを使えませんでしたが、今後は最初からスキルが使用可能になります。ちなみに、これまで貯めていた経験値は引き継がれるので、安心してください。
鳴海：オーバーカスタムは、一定の経験値を貯めてから次のカスタム値に挑戦するという仕組みでしたが、失敗すると経験値を失ったり、カスタム値が初期化される仕様でした。それがユーザーさんのストレスになっていたので、カスタムパーツを装備するシステムに変更しました。大型アップデート後は経験値をためると自動的にレベルが上がり、装着できるカスタムパーツが開放されていきますので、その中から好きなものを選んでいただけます。
――パーツには格闘、射撃、装甲、突撃、強襲、重装、支援の7系統があるそうですね。
鳴海：はい。ユニットレベルが2以上になると格闘、射撃、装甲パーツを装着できるようになり、ユニットレベルが7以上になると全系統のパーツを装着できます。装着できるパーツは全261種類ありますが、射撃機体なら射撃パーツ、格闘機体なら格闘パーツというように、ユニットと同じ系統のパーツしか装着できません。また、ユニットレベルが上がると装着可能なパーツが増えていきますが、同時に装着できるパーツは1～4個になります。
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| ▲これだけのパーツがあると、簡単に自分だけのユニットを作れそう。 |
――各系統のパーツの特徴を教えていただけますか？
鳴海：簡単に説明すると、格闘は近距離武器、射撃は中～遠距離武器、装甲はユニット防御力の強化に特化したパーツとなります。突撃は移動力と防御力、重装は中～遠距離武器と防御力、強襲は移動力と攻撃力がそれぞれアップ。そして支援パーツは特殊な支援能力を付与します。
――特殊な支援能力とおっしゃいますと？
鳴海：修理武装を持ったユニット専用のパーツですが、修理時にSPが増加したり、潜伏ユニットのシルエットを表示したりできます。効果はカスタムパーツによって大きく異なります。
――装着したカスタムパーツによって、同じユニットでも役割や立ち回り方が大きく変わると。
伴：そうですね。パーツはゲーム内のポイントを消費することで、いつでも脱着できるので、いろいろな組み合わせを試してほしいと思います。ちなみに、ユニットレベル2から選べる3系統は1つの性能を強化することに特化しているので、強襲などのハイブリッドな系統に劣るわけではありません。
――カスタマイズを考えるだけでも楽しそうですが、このシステムはどのような理由で実装されることになったのでしょうか？
ソン：ユニットを自分用にカスタマイズするという要素は、ゲームの楽しさを決める大きな要因だと考えています。ですが、オーバーカスタムは6つのパラメータしか強化できず、完成形がワンパターン化してしまっていました。そのため、カスタマイズに楽しみを見出せる新たなシステムとしてカスタムパーツをご用意しました。100種類もの項目をセッティングでき、その中にはバズーカの判定範囲を広げるなど、ユニークなものも実装しています。
――カスタムパーツの韓国での反響はいかがでしょうか？
キム：皆様思い思いのカスタマイズを楽しまれているようで、とても好評です。今後はパーツの追加を視野に入れ、長くカスタマイズを楽しんでいただける環境を提供していきたいと考えています。
ソン：パーツの追加スケジュールはすでに組んでありますが、現在は実装している261種類のバランス調整を優先しています。
――ユニットとカスタムパーツの両方を組み合わせてバランスを取るのは、かなり大変そうですね……。
ソン：カスタムパーツの実装に伴って成長システムを大きく変えることになったので、予想以上に大変な作業でした。韓国では6周年にあわせてアップデートしたせいで、スケジュールを調整できなかったのも理由ですが（苦笑）。忙しい時は徹夜続きで働くこともありましたが、開発スタッフは全員『ガンダム』が好きなので、楽しみながら開発に取り組むことができました。
伴：性能が下がるカスタムパーツを加えたことで、調整がかなり難しくなったのは確かですね。例えば、攻撃力が上がる代わりに防御力が下がったり。ただ、開発や調整に苦労した分だけ、幅の広いカスタマイズが楽しめるようになりました。
――デバフ効果もあるのはおもしろいですね。ちなみに、カスタムパーツを装着すると見た目も変わるなんてことは……。
伴：残念ながら、今のところ見た目は変わりません。ただ、ユニットの説明文が“射撃型”や“格闘型”というように変化します。
→フリーダムガンダム（ミーティア）、νガンダムHWSなど新機体も続々！（3ページ目へ）
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.
※画面は開発中のものです
データ
- ▼『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
- ■運営：CJインターネットジャパン
- ■対応機種：PC（対応OS：Windows XP/Vista/7）
- ■ジャンル：ACT（オンライン専用）
- ■正式サービス開始日：2010年6月17日
- ■プレイ料金：無料（アイテム課金）