2013年6月26日(水)
ドモッ! こうして記事を書いている今も「どうしたらネタバレを避けつつ、このゲームのおもしろさを伝えられるか?」なんて考えながら、『討鬼伝』の世界に現実逃避しているゴローです。
6月18日配信の体験版は製品版へのデータ引き継ぎが可能ということで、すでにミフチを見飽きるぐらい倒した人もいることでしょう。装備品の強化やミタマの成長ができ、物語も第ニ章の途中まで遊べるなど中々のボリュームですが、『討鬼伝』の真のおもしろさはその後から! 徐々に明らかになっていく仲間の過去、武器・ミタマ・スキルを組み合わせた幅広い戦術などなど、魅力的な要素がたくさん待ち受けています。
今回のプレイで特にハマったのはミタマの成長と構成です。どういったスキルを覚えるかをドキドキしながらレベルアップさせ、習得したスキルから自分なりにベストな組み合わせを見つける……この繰り返しがたまらなく楽しく、寝る間も惜しんでプレイしていました。
▲1つのミタマが習得できるスキルは最大3つまで。武器との相性などを考慮し、4つ目以降にどのスキルを残すかが悩みどころです。 |
ただいま第四章の途中までプレイが進んでいますが、手に入れたミタマの種類はざっと18種類。その中だけでもスキルの組み合わせパターンが豊富にあるうえ、1つのミタマを成長させるのにも結構骨が折れます。ミタマは全部で200種類以上もあるわけですから、それを考えると本作のボリュームは底が知れません。
▲同じ鬼を何度も倒していると、いきなりミタマが解放されることも。こうしたランダム要素は、素材集め目的で単調になりがちな任務のいい刺激になります。 |
前述したミタマの“組み合わせスキル”を探すのも1つの醍醐味です。手に入れたミタマの人物に心当たりがある時は所有しているミタマの人物との関連性をチェックして、スキルが発動しないかをいろいろと試したりもしました。元々『戦国無双』シリーズをはじめとした日本史に関する作品をいくつかプレイしたことがあったので、そこで得た知識がまさか役に立つとは思いませんでしたね。
また、初心者を配慮したマルチプレイの作りにも注目です。ハンティングACTの協力プレイと言えば「自分1人のせいで任務に失敗したらどうしよう」というプレッシャーが重くのしかかってきますが、『討鬼伝』では力尽きても仲間に復活させてもらうことができ、やられた時の後ろめたさもそこまで大きくはありません。極端な話、何回力尽きようが仲間の助けしだいで任務は達成できるわけです。
▲力尽きてからある程度時間が経過すると撤退に。大半の任務は撤退回数が3回で失敗となるので、お互いを助け合うチームワークが任務達成の重要なポイントと言えます。 |
それに、ミタマのタマフリで仲間の支援に徹するだけでも十分に活躍できますし、シングルプレイをひたすらやり込めばキャラクターはどんどん強くなります。アクションが苦手で敬遠していた人も、『討鬼伝』の発売を機にハンティングACTの楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。
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