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2013年7月11日(木)

『RACE DRIVER GRID 2』“キャリア”モードの魅力を動画とともに紹介! 豊富なコースレイアウトと多彩なルールで緊張感が毎回違う!!

文:ヒビキタケル

■多彩なコースでさまざまな景観と違った展開が楽しめる!

 本作ではアメリカ・ヨーロッパ、アジアの3大陸を舞台に、市街地のクローズドコースやオープンロード(地点間コース)、レッドブル・リンクをはじめとする公式レースが行われる有名サーキットなどのさまざまな開催地で、いくつものレースが行われます。その代表的なものを紹介しましょう。

●アメリカ

 シカゴやマイアミといった、観光名所にもなっている市街地を走るコースや、開放感があるカリフォルニアのコース、インディ500マイルやF1グランプリも行われたことがあるインディアナポリスなどが登場します。

『RACE DRIVER GRID 2』
▲ダウンタウンにあるビルや観覧車を望みつつ、特徴的な高架鉄道の下を走る市街地コース。直角コーナーが多数待ち受け、道幅が比較的狭い。ナイトレースでは花火が打ち上がる演出も。▲ヤシの木やマリーナなど、開放的な雰囲気を持つ市街地コース。アスファルトから石畳に変化するなど、路面の状況がコース中に変わることがあるほか、高低差が大きいことが特徴ですね。
『RACE DRIVER GRID 2』
▲木々の生い茂るカリフォルニアの海岸線をモチーフにした、オープンロード型のコース。起伏の激しいコーナーが多く、オーバーテイク(追い抜き)しやすいポイントが多いです。▲インディアナポリス・モーター・スピードウェイは世界3大レースの1つと呼ばれるインディ500マイルや、F1グランプリが開催されたコースとしても有名。実名サーキットで走れるのはナイス!

●ヨーロッパ

 サグラダ・ファミリアがあるバルセロナや、エッフェル塔が見えるパリなど、観光気分が味わえる市街型コースが登場。また、レッドブルリンクやブランズハッチなどの国際的なレースで使用されるサーキットも。

『RACE DRIVER GRID 2』
▲バルセロナでは、開放的な雰囲気の中に建築家の作品であるサグラダ・ファミリアが見えます。しかしながら、大小さまざまなコーナーや分岐点があり、景色に見とれていると大変なことに……。▲凱旋門やエッフェル塔などの観光スポット近くに設定された、パリの市街地コース。石畳が特徴的で、きついヘアピンコーナーも多数待ち受けています。
『RACE DRIVER GRID 2』
▲コートダジュールは風光明媚な観光地としてよく知られています。牧歌的な田園風景や切り立った岩壁の景色に加え、特徴的な家が建ち並ぶ景観を楽しめるオープンロード型のコース。▲かつてのF1で数々の名勝負が繰り広げられたことでも知られる、レッドブルリンク。丘の上にあるため起伏が大きく、道幅も狭い高速コースです。
『RACE DRIVER GRID 2』
▲2010年までは世界ツーリングカー選手権が行われていたブランズハッチ。現在ではイギリスツーリングカー選手権など数々の国際レースの舞台となっているコースです。▲アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ(ゲーム中ではアルガルヴェ)は、F1のテストやル・マン・シリーズ、GT選手権などでも使用されるサーキット。上り坂と下り坂が交互に登場するテクニカルなレイアウトとなっています。

●アジア

 いかにも“峠”らしいドリフトが楽しめる日本の奥多摩や、香港やドバイといった大都市を舞台にしたコースが登場。F1グランプリが開催されることでも有名なヤス・マリーナも収録されています。

『RACE DRIVER GRID 2』
▲紅葉が待っていることもある奥多摩のコースは、日本的な建物が周囲に並ぶ自然豊かな山道が舞台。ドリフト好きにはたまらないコースレイアウトになっています。▲香港では、夜景の名所として知られるビクトリア・ピーク周辺にコースが設置されています。道幅が狭く、コーナーも多いテクニカルコースですね。
『RACE DRIVER GRID 2』
▲発展著しいドバイの都市部に設置された市街地コースで、比較的道幅が広くオーバーテイクしやすいのが特徴。砂でできた路面は滑りやすいので注意です!▲F1グランプリで唯一のトワイライトレースが行われるヤス・マリーナサーキットも収録。長いバックストレートと終盤に連続してある低速コーナーが特徴となっています。

■“LiveRoutes”で先が予想できないスリリングなレースに!

 本作で新たに追加された要素の1つとして、“LiveRoutes”があります。これは、あらかじめ決まったルートを走るのではなく、リアルタイムでコースレイアウトが刻々と変化していくというシステムです(自動的にコースの分岐が決定されていく方式)。普段は画面左下に表示されているコースマップが、このLiveRoutesのレースでは見ることができないため、いつも以上にカーブの角度やコースの変化に集中して対応する必要があります。

『RACE DRIVER GRID 2』 『RACE DRIVER GRID 2』
▲LiveRoutesのレースでは、かなり奇抜なコースレイアウトになることも。コース内の矢印をたよりにハンドルを切ると……「なんじゃこりゃー! 道が狭くて曲がり切れん!!」ということもあります。

 実際にプレイすると、見慣れた景色のコースでもレイアウトがまったく違うので、常に油断ができない感じ。とはいえ、そのレースで設定されるコースの分岐はいくつかのパターンが決まっているようなので、ある程度の予測は不可能ではないです。

 前回の記事では「クリーンな走りができるようになりたい」と書きましたが、相変わらずバンバンぶつかりながらコーナーを突破しています(笑)。“キャリア”の難易度は、ベリーイージーからベリーハードまでの5段階から選択可能。ベリーイージーとイージーではぶつけた時のダメージが外観のみの範囲となっていて、性能には影響しない仕組みになっています。

 上級者の方はぜひ高難易度でトライしてみていただきたいですが、「最近はレースゲームをあまりプレイしていなかったなぁー」という人は、気負わずにやさしい難易度でトライしてみてください。失敗をなかったことにする“フラッシュバック”機能もお忘れなく!

『RACE DRIVER GRID 2』 『RACE DRIVER GRID 2』 『RACE DRIVER GRID 2』
▲コースの先が見えないということは、コーナーの付近でミスしやすいということでもあります。でも、ミスをしてしまっても大丈夫。時間を巻き戻す“フラッシュバック”機能を使って、コーナーに突入する直前まで時間を戻して再チャレンジです!
『RACE DRIVER GRID 2』 『RACE DRIVER GRID 2』
▲今度はカーブの手前で減速し、ドリフトで突破できました。“フラッシュバック”機能はすごく便利ですが、難易度によって1レースごとの使用回数に制限があります。バンバン使いすぎると、いざという時に後悔することに……。

■ルールの違いで同じコースでも攻略法はまったく違ったものに!

 リアルで豊富なコースがあるのに加えて、“キャリア”ではゴールの通過順を競う通常のレースだけでなく、敵を抜いたときに得られるポイントで勝負するレースやタイムアタックなど、さまざまなレースタイプ(競技ルール)が用意されています。同じコースであったとしても、レースタイプが変わると攻略法がまるで違ってくるので、要注意ですよ!

●さまざまなレースタイプ

【レース】最速でのゴールを目指すシンプルなレース形式。
【タイムアタック】所定区間を走破する間の最速タイムを目指す。
【オーバーテイク】敵のマシンを追い抜いたときに得られるポイントを競う。
【峠】ライバルに5秒以上の差をつけるか、先にゴールすると1勝。3ラウンド制で、先に2勝した側が勝利。
【フェイスオフ】1対1で先にゴールした側が勝利となるレース形式。
【エリミネーター】一定時間が経過するごとに最後尾のマシンがレースから脱落。最後まで生き残れば勝利。

 例えば、アメリカのレース団体“トランス・アメリカ・ペイサーズ”から招待されるイベントは、ライバルがタイマン勝負を仕掛けてくる“フェイスオフ”。ちなみに“フェイスオフ”の場合、1周で勝負が決まるのですが、勝利をつかむにはトーナメントにて3戦連続で勝ち抜かなくてはなりません。

 特にイベントシーンなどがあるわけではないのですが、決勝戦の相手がブルンブルンとエンジンを吹かしている様子だけで「コイツ……ほかのヤツとは違う!」と思ったりして(笑)。相棒のメカニック(日本語で声を掛けてくれます)がライバルの名前を教えてくれたり、メニュー画面にひとことメッセージが表示されたりするので、なんとなくそこにドラマ性が見えてきます。そんなことを想像しながら遊ぶと楽しいですよ!

『RACE DRIVER GRID 2』
▲“耐久レース”は制限時間内に最長距離を走ったドライバーが勝利。当然ながら先頭に立ってリードをグイグイ広げたほうが有利になります。ライバル車を蹴落とすのもアリかな!?
『RACE DRIVER GRID 2』
▲ドリフトを決めるとポイントが入り、その合計点で勝負する“ドリフト”。キレイにコーナーを曲がるのはもちろん、ドリフトしている時間や連続ドリフトといった技術点も重要になります。

→“RaceNet”への対応でオンライン要素もたっぷり!(4ページ目へ)

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