2013年7月12日(金)
赤壁の戦いで曹操軍が必ず敗北すると予見していた諸葛亮は、曹操軍の退却先に伏兵を配置して曹操軍の残党に追い討ちをかけた。命令を受け潜伏していた関羽は敗走してきた曹操と対峙するが、曹操のもとにいた時の恩を忘れらず、満身創痍の曹操たちを見逃してしまう。しかし、諸葛亮はそれを知りながらも、あえて関羽の罪を追及しなかった。むしろこの状況を利用して、関羽のしがらみを解消しておきたいと考えていたのである。
西暦208年。赤壁の戦いに勝利した劉備・孫権連合軍は荊州の領地を得るために、同年の冬に南郡に進撃した。激戦の末、周瑜は曹仁軍を打ち破り、江陵を占拠して南郡を平定。その間、劉備軍は荊州南部の4群を平定して、領地の拡大に成功する。今まで弱小だった劉備軍も、ここにきて少しずつ勢力を伸ばし、曹操に対抗する力をつけていくのであった。
荊州南部の領地・桂陽を攻略した際、降伏した大守の趙範は自らの兄嫁(未亡人)を趙雲に嫁がせようとする。しかし、それを聞いた趙雲はなぜか激怒し、趙範を殴り飛ばしてしまう。あとからやってきた劉備はこれを聞いて「趙範の兄嫁は美しい人だし、紹介されて悪い気もしないだろう。なぜ怒ったのだ?」と尋ねたところ「私と趙範殿は同姓なのだから、趙範殿の兄は自分の兄も同然となります、それをめとるなど天下の笑い者になるでしょう。私も美人は嫌いではありませんが、自分は武士としての名分の立たぬことを恐れます。妻がなくとも武士の務めは果たせるのですから」と話すのであった。これを聞いた劉備や諸葛亮は、その武人っぷりに感心したという。
▲かつて公孫サンの配下だった趙雲は、劉備の仁徳に引かれて劉備軍に参戦する。知勇兼備の名将で数々の戦で活躍した。後にその功績を称えられ、蜀の五虎将軍に任命される。史実の評価と遜色なく、弓防御を筆頭に全ステータスが高い。強襲時の攻撃力は絶大で、防ぐことは至難の技だ。 |
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