2009年11月29日(日)
12月10日にスパイクから発売されるDS用AVG『極限脱出 9時間9人9の扉(以下、999)』。本作のステージでは、プロデューサーのイシイジロウさん、シナリオ・ディレクション担当の打越鋼太郎さんが登壇。また、2010年1月~2月にかけて発売される『999』小説版の執筆を手掛ける作家・黒田研二さんも登場した。
▲シナリオ&ディレクション担当・打越鋼太郎さん(写真左)と、プロデュース担当・イシイジロウさん(写真右)。 |
『極限脱出 9時間9人9の扉』は、謎に包まれた見知らぬ場所から脱出することを目的としたアドベンチャーゲーム。生き残りをかけた脱出劇のターゲットとして謎の場所に閉じこめられたのは、9人のキャラクター。脱出のためには、犯人・ゼロによって仕掛けられた命をかけたゲーム“ノナリーゲーム”を勝ち抜かなければならない。ゲーム中にはさまざまな謎が提示され、プレイヤーはその謎と対峙しながら脱出を試みることになる。脱出までの制限時間は9時間。9の扉を持つ謎の場所から、命をかけた極限状態での脱出劇が幕を開ける。
本作の開発経緯について、イシイさんは「なんでDSでサウンドノベルを出さないんだという、皆さんの声に応えるため」と説明。本作の魅力については、「脱出ゲームの部分は、すごくおもしろいです」とし、物語も後半に向けてどんどんおもしろくなっていくと語った。前半は脱出ゲームの謎解きという楽しさを、後半は濃密なストーリーのおもしろさを楽しんでほしいとのことだ。
またノベライズを担当した黒田さんは、打越さんのシナリオを大絶賛。最初は“ノナリーゲーム”というおもしろい題材を使っていろいろなことができると思っていたようだが、「いざシナリオを読んでみると、何もかも盛り込まれていて完璧でした。何もできず悔しかったですね」と語っていた。なお小説版には、ゲーム版と異なる結末や、オリジナルのエピソードも盛り込まれているという。
ここで打越さんが、ゲームに収録できなかった要素に関するエピソードを披露。本作に登場するキャラクター9人には、番号が書かれた腕輪がはめられているが、当初ルール違反を犯すとその腕輪が爆発する設定だったという。打越さんは、爆発でもげてしまったキャラクターの手の平を使うというストーリーを考えていたようだが、NGになってしまったらしい。
他にも、女子高生の少女・四葉のイベントCGの中にパンチラシーンを何点か盛り込んだが、削られてしまったとか。イシイさんも戦ったが、願いはかなわなわず。ただパンツ部分を肌色にぬったため“はいていない”ように見え、最終的に「じゃあいいか」ということで落ち着いたようだ。
ステージの最後には、イシイさんから『999』に関する告知が行われた。まず、現在公式サイトで体験版が配信されており、12月3日には全国のゲームショップ店頭に設置されているDSステーションでも配信がスタート。現在配信中の体験版とは、若干異なる内容になるようだ。また12月10日の発売日より、公式サイトでキャンペーンが始まるとのこと。『999』の発売日には、公式サイトにアクセスしてみよう。
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※画面は開発中のもの。