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2010年12月21日(火)

『ぱすチャC』Webラジオ公録イベントをレポ! 出演者3人のインタビューもお届け!!

文:ごえモン

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――公開録音イベントで、『ふぁ~すと∞いんぷれっしょん』をお客さんの前で歌った感想をお聞かせください。

『ぱすてるチャイムContinue』

 『ふぁ~すと∞いんぷれっしょん』という楽曲は、ゲーム内のアイドル・バンビ・アイちゃんが歌ってますよ、というキャラソンとはまた違ったタッチの楽曲になっています。なので、皆さんの前に私として立ってバンビ・アイちゃんの歌を歌うのは、若干恥ずかしい気持ちもあったりします。ぜひ皆さんには、アイちゃんを思い浮かべながら聴いてほしい楽曲なので、ちょっと恥ずかしい気持ちで歌った部分もありました。

 また、オープニングテーマ『ぱすてるチャイム』とはまた違った形で、世界観の広さの魅力を皆さんにお伝えできればと作った楽曲なので、ゲーム内の世界を楽しむという意味合いも含めて、『ふぁ~すと∞いんぷれっしょん』を楽しんで聴いていただければと思います。

――『ぱすてるチャイム』のポスターがリバーシブルになっていて、裏側は原画・おにぎりくんの描き下ろしたバンビ・アイが描かれていますよね?

 もともと、作中には立ち絵がないキャラクターだったんですね。そこまでいっぱいしゃべっているキャラクターではないんですが、作品とのリンクということで、オープニング曲を歌っているnaoが、たとえば作中に出ているアイドルの声を担当していたらどうだろう? というところから、『ふぁ~すと∞いんぷれっしょん』は始まっています。せっかくだからとお忙しいおにぎりくんにお願いして、ものすごくかわいらしいアイちゃんを描き下ろしていただいて、CD購入時の先着分に表は私で、裏面がアイちゃんというリバーシブルポスターをプレゼントすることになりました。

――『ぱすてるチャイム』のミュージッククリップは、どういったコンセプトで撮影されたのですか?

 『ぱすチャC』の世界観が、私の思い描いていたというかあこがれる世界観だったんですね。ファンタジックな部分を取り除いても、青春感とか前向きさ、不安感などの世界観が、私にとってすごい魅力があって、そこをぜひ描きたいと思ったところから『ぱすてるチャイム』のサウンド/歌詞の方向性が定まっていきました。ミュージッククリップは最初の時点でお話をいただいていたので、じゃあミュージッククリップも含めた演出にできるような楽曲にしていこうと思って曲を作っていった結果、なんと、ミュージッククリップで私は高校生になってしまいました(笑)。

 皆さんには学生時代にいろんな思い出があると思うんですけど、高校生の時に思うことって、周りの人にはどうでもいいことでも、自分にとっては結構重要なことだったりすることもあると思うんですよ。その部分を歌詞に盛り込んでいったので、“歌詞から起こしていった映像”という形のミュージッククリップになったんじゃないかと思います。

 ミュージッククリップはストーリー仕立てになっていて、大人のOLになった私が冒頭に出てきて、皆さんは「なんじゃこら?」と思うと思うんですが(笑)。上司に怒られた私が、ふと昔に軽音部として『ぱすてるチャイム』を弾いていた時のことを回想して、最後にOLのシーンに戻って、「よし、頑張ろう」と思うストーリーになっています。

 皆さんが生活している中で、昔を思い出して寂しくなる時もあると思うんですが、「それ、みんな一緒だよね」って。もっと、その思い出をステップアップの道具にして、「もっと前向きにいこうよ!」みたいな感じを伝えられるミュージッククリップにしたいと思っていました。私の中では、すごくいい作品になったんじゃないかと思いますので、皆さんにもぜひ観ていただけたらうれしいです。

――その他に、ミュージッククリップの見どころはありますか?

 ところどころに光る、バンドメンバーの小芝居です(笑)。まったく演技の経験がない、バンドメンバーのみんなを引っ張ってきて、高校生の制服を着せて、演奏してもらって、そして小芝居も頑張ってもらっていますので、そんなところも「あ、頑張ってんな。ぷぷぷ(笑)」と思いながら、観ていただければと。あと、演奏シーンのバックの黒板に、私とバンドメンバーが書いた落書きがあります。ところどころにネタを仕込んでいるので、ぜひ、じーっと観ていただければと思います。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いいたします。

 2010年は本当にいろいろなことがありました。ファーストシングル、セカンドシングルとリリースさせていただいて、そして12月22日にサードシングルということで、私の大事な楽曲のCDがまた1枚増えました。本当に、皆さんのおかげでステージに立てているな、歌えているな、という思いが詰まったシングルになりました。皆さんに聴いていただいて、楽しい気持ちになったりとか、へこんだ時に「明日も頑張るぜ!」っていう気持ちになってくれたらと思って作った楽曲です。ぜひ、かわいがっていただければいいなと思います。

――ありがとうございました。

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