図書館にフィットネス、託児所を完備！ 韓国オンラインゲームメーカー大手のNCsoft本社に潜入

文：電撃PCゲーム

■本邦初公開のNCsoftの社食でランチを楽しむ！

　本社ビルの1階に続いて、次は隣接するビルにあるNCsoftスタッフの胃袋を満たす社員食堂へ。社員食堂が報道陣に公開されるのは、今回初めてとなる。

　食堂のキャパシティは、200人の社員が一度に食事できるだけのスペースが用意されており、提供されるメニューは日替わり。食事の料金は、基本無料とスタッフの懐にやさしいシステムで、メインディッシュはおかわりできないが、サラダやキムチといったサイドメニューはおかわり自由とのこと。ちなみに当日のメニューは、メインディッシュが豆腐チゲと韓国風の酢豚の2種類。本来であればメインディッシュは1種類のみなのだが、今回は特別ということで2つともいただいてしまった。

▲200席以上の巨大な社員食堂。お昼時を少し過ぎた時間帯だったが、遅めのランチを取るスタッフたちの姿があった。		▲取り放題のサイドメニューは、韓国国民のソウルフードであるキムチやナムル、サラダに韓国のりなど。		▲この日のメインディッシュは豆腐チゲと韓国風酢豚だが、本来はどちらか1種類だけ。

　お腹も満たしたところで向ったのは、NCsoftがスタッフたちのために用意した福利厚生設備の図書館とフィットネスジム。図書館は社員であればだれでも利用可能な設備で、蔵書量は1万冊以上。韓国の国内の雑誌や書籍に加えて、日本や欧米のゲーム誌なども揃えている。もちろん仕事に必要なイラスト集や技術書、さらには漫画やアニメ・映画などのDVDもあった。フィットネスジムは有料で、利用したいスタッフは会員登録が必要となる。マシントレーニングが中心となっており、専門スタッフが利用者の健康状態などを管理している。他にも、託児施設や打ち合わせスペース、息抜きの場となっている屋上の空中庭園なども見学できた。

▲地下にある図書館。NCsoftのスタッフは誰でも利用可能で、仕事の資料から趣味の物まで蔵書は豊富。

▲マガジンラックには韓国の雑誌のほか、日本や欧米のゲーム誌も並んでいた。		▲蔵書には、韓国語にローカライズされた日本の漫画も多数。

▲デザインの資料として使う画集の他にも、プログラミングやネットワーク関連の技術書もあった。

▲会員制のフィットネスジム。月額費用は韓国の一般的なフィットネスジムと同じくらいとのことだが、会社の地下にあり気軽に利用できるので利用者は多いそうだ。

▲日本同様に共働きがスタンダードな韓国。託児所が社内にあり、何かあった時にすぐに駆けつけられるのは助かる。とはいえ、社内に託児所を持つ会社は韓国でも極少数らしい。

▲オープンエリアにある打ち合わせスペースには、川（？）が流れていて、とてもおしゃれ。

▲屋上庭園と併設するもう1つの“NC CAFE”。こちらは社内にあるため、利用できるのはスタッフのみとなっている。

関連サイト

• NCsoft（英語）
• NC JAPAN