ジェイソン無法の島へ──リゾートにやってきた若者たちを襲う惨劇！ 生々しく動画付きで見せる『ファークライ3』プレイレポートPart1

文：イトヤン

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ステルスキルに役立つ！　戦闘で便利な4つのテクニック

　ここからは、実際のプレイで戦闘の際に役立つ4つのテクニックをプレイ動画とともにご紹介していきましょう。

　プレイヤーが自由に行動できるオープンワールドACTの『ファークライ3』では、戦闘のスタイルも基本的にはプレイヤー自身に委ねられています。ただ単に銃撃戦を繰り広げるだけでなく、火炎放射器で敵をまとめて“消毒”したり、ロケットランチャーで豪快に吹っ飛ばしたりすることも可能なのです。

　とはいえゲームの前半では、強力な武器を購入する資金が不足したり、持ち運びに必要なポーチを作成できなかったりするため、ハンドガンのような威力の低い銃を使って弾薬を節約しながら戦う状況になりがちです。そうした際に有効なのが、敵のそばへ静かに忍び寄り、テイクダウンによって一撃で仕留めるというステルスキルです。これから紹介する4つのテクニックは、敵に気づかれないステルスキルを行ううえで基本となるものですので、ぜひプレイ前の予習として参考にしてください。

【戦闘テクニック1：探知メーター】

　本作では敵の視界内にジェイソンが踏み込むと、画面に白い矢印のような“探知メーター”が表示されます。これは、自分がどの方向にいる敵の視界に入ったかを現すもので、この探知メーターが一定の長さになると、敵に発見されて攻撃を受けることになってしまいます。

　敵に探知されそうになったら、物陰や草むらに身を隠してやりすごしましょう。周囲に隠れる場所がない状況でも、しゃがんで姿勢を低くすることで、敵の視線を避けられられる場合もあります。ただし、いったん敵に発見されてしまうと、いくら身を隠しても見つけ出されてしまうので、あきらめて戦うか、あるいは逃げ去るほうが賢明です。

▲ジェイソンの姿が敵の視界内に入ると、画面に探知メーターが表示される。矢印の下にある三日月のような部分が伸びきると発見されて（気付かれて）しまうので要注意。		▲こちらを発見した敵は、逃げても隠れても追いかけて攻撃してきます。敵の攻撃が命中すると探知メーターが赤くなり、どの方向から攻撃されているのかを知ることができます。

【戦闘テクニック2：マーキング】

　敵に見つからないために何よりも重要なのは、敵が何人いて、今はどこにいるのかを常に把握しておくことです。本作では、銃を構えて一定時間敵に照準を合わせることで、その敵を“マーキング”することができます。

　マーキングした敵には、マーカーが表示されるだけでなく、建物や草むらなどに視線を遮られても、その敵の位置を捕捉し続けることができます。これをうまく利用すれば、敵の視界を避けることが容易になるはずです。

　ちなみに、ジェイソンはカメラを常に携帯していて、カメラのファインダーに捉えることで、複数の敵をまとめてマーキングすることもできます。ズームも使えて偵察には最適なアイテムなので、積極的に利用していきましょう。

▲一度マーキングした敵は、建物や草むらなどで視線を遮られる場所に移動しても、マーカーとシルエットで現在位置がまるわかりになります。

【戦闘テクニック3：石を投げる】

　敵の視界を避けて移動しようとしても、建物の入口の前で敵が張り込んでいたりして、どう動いても敵の目に止まってしまう場合があります。こういう時に便利なのが“石を投げる”というアクションです。石を投げるといっても、わざわざ石を拾ったりする必要はなく、方向キー（方向パッド）の右を押すだけでOKです。

　敵に見つかっていない状態で石を投げると、敵は物音に反応して石が落ちた位置の様子を見に行きます。これを利用すれば、敵を別の場所に誘導して、気づかれずに通り過ぎることができるようになります。また逆に、他の敵に見られない位置に1人の敵をおびき寄せて、テイクダウンで暗殺してしまうといったことも可能です。何かと使い勝手がいいので、ステルスキルを実行する際にはぜひ覚えておきたいテクニックです。

▲イノシシの死体に集まっている海賊の手下たち。写真だとわかりにくいかもしれませんが、彼らの背後にある草むらに向かって石を投げてみます。すると……。		▲石が落ちた音で、海賊たちの注意を背後の草むらに向けることができました。この隙を利用して通り抜けるも、背後から敵に忍び寄ってテイクダウンを決めるも思いのまま！

【戦闘テクニック4：スキル】

　最後に紹介した動画は、建物の屋根の上から、下方にいる敵に対してテイクダウンを決める“デスフロムアバブ”というアクションを実行した瞬間です。このアクションは、プレイを通じて獲得した経験値を使って、スキルを習得することによって実行可能となるものです。

　ジェイソンは、ラクヤットに伝わる戦士のタトゥーを左腕に彫ることで、彼の内面に眠っていた潜在能力を引き出すことができます。サギ、サメ、スパイダーという、野生動物をモチーフにした3種類のタトゥーにそれぞれのスキルがツリー状に配置されていて、経験値を消費して順番にスキルを習得することができます。

　スキルには“デスフロムアバブ”のような戦闘アクションだけでなく、回復能力が向上したり、発見できるアイテムの数が増えたりと、さまざまな効果を持つものがあります。ミッションによっては、特定のスキルを習得していないとクリアできないものあるので、じっくりと考えて習得していきましょう。

▲スキルの系統は3種類。系統ごとのスキルがツリー状に配置されており、順番に習得していくことができます。スキルを習得するには、経験値だけでなく特定のアクションを規定の回数だけ実行することが必要なものもあります。		▲スキルの習得は、ジェイソンの左腕に彫られたタトゥーによって表されます。島の先住民であるラトヤックにとっては、タトゥーの数が多いほど優秀な戦士であることの証しになるのです。

(C)2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Far Cry, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries. Based on Crytek’s original Far Cry directed by Cevat Yerli. Powered by Crytek’s technology “CryEngine”.

データ

関連サイト

• 『ファークライ3』公式サイト
• 電撃オンライン内“『ファークライ3』特集 －ファークライ エクスペリエンス－”ページ