2013年4月24日(水)
レビューの執筆に向けて、早速プレイを開始してみようとゲームを起動してみると、新曲追加のお知らせが舞い込みました。もはや天の思し召しと言わんばかりのナイスなタイミング! せっかくなので新曲でプレイすることにしましょう。
▲配信されていたのは『パンダヒーロー』や『千本桜』といったボーカロイド楽曲を4曲詰め合わせたニコニコミュージックパック。今話題の『千本桜』が収録されていると言われては、手を出さずにいられないというものです。 |
『グルーヴコースター』と言えば、やはり曲ごとに作りこまれたデザインが印象的。和風なテイストの背景や、ターゲットのエフェクトが花の模様になっていたりと、音だけでなく見た目でも『千本桜』という曲の雰囲気を演出してくれています。
音ゲーでビジュアル重視と言われてもピンとこない方もいるかと思いますが、実際にプレイしてみると曲の世界感に引き込まれる感覚があるのとないのとでは、曲への気持ちの入り方がまったく違ってくるものなのです。それがお気に入りの楽曲であればなおさらですね。
難易度NORMALでありながら、フリック、連打、スクラッチと、あらゆる操作を要求される『千本桜』。このゲームの中でも少々指が忙しい部類の曲のようですが、その分うまくいった時には、リズムに乗る感覚を味わいやすいのでプレイしていてとても楽しいです。
NORMALをあぶなげなくクリアした私は、続けて難易度HARDで挑戦。NORMALよりもターゲットの数が増え、さらに要所要所でフリック操作を求められるようになり、さらに指が忙しくなります。連打とは別に、かなり感覚の短いタップターゲットもちらほらと配置されており、練習不足がたたって思うように点数は伸びず……。
気分転換に別の曲もプレイしてみることにした私は『パンダヒーロー』を選択。一時期、ニコニコ動画でこの曲を死ぬほどループさせていたこともあり、実はかなり思い入れの深い1曲。もはや「曲なしでも完璧にプレイしきってみせる!!」ぐらいの意気込みで挑戦したのです……が! 等間隔でターゲットが並んでいるように見えながらも、実際は一定ではないという独特のリズムに悪戦苦闘。NORMALですらかなりギリギリでのクリアという、なんとも苦々しい結果となってしまいました。
▲『パンダヒーロー』は難易度は高いものの特殊な操作が少なく、タップとホールドだけで構成されていので、うまくできればリズムにのる楽しさを存分に味わえるタイプ。 |
ビジュアルで楽しませることに重点をおきながらも、音楽ゲームとしての完成度も高い『グルーヴコースター ゼロ』。iPhoneユーザーには一度でいいからプレイしてほしいオススメの1本です。現在“リリース半年記念セール”が実施中で、通常価格450円(税込)の楽曲パック8種が250円(税込)で購入できます。4月30日までの期間限定セールとなっていますので、この機会をお見逃しなく!
(C)TAITO CORP.1978,2013
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