2011年10月13日（木）

MO型A・RPG『マビノギ英雄伝』はCBTが間もなくスタート！メディア向け先行体験会をレポート

■町はMMOフィールド、ミッションはインスタンスダンジョン形式

　プレイヤーキャラクターは、拠点となる町で、シナリオに沿ったミッションを受諾。町中か船着場でパーティメンバーを募集し、船着場からインスタンス形式のダンジョンで入場。パーティメンバーとともにミッションクリアを目指していく。メインシナリオをクリアすると新たなエリアや町が開放され、クローズドベータテストではEP1～EP3の3つのマップが開放される。現在、韓国と北米ではEP9まで実装されているが、日本サービス開始時にどこまでプレイ可能かについては未定とのこと。


▲最初の拠点となる町、コレン。		▲進行できるストーリーがある場所には、！の印が表示される。		▲ミニマップとは別に、自分を中心にして、どちらに何の建物があるかサークル表示してくれるのは便利！


▲建物内に入るとNPCとのやりとりは、チャット欄とは別のウィンドウで行われる。複数のNPCが登場すると顔アイコンで表示されるなど、独特のインターフェースだ。

　戦闘とミッションを通じてキャラクターは経験値をため、レベルアップしていく。また、ミッションクリア時にはAP（アビリティポイント）を獲得できる。『マビノギ』プレイヤーにはおなじみのAPだが、これはスキルポイントのようなもの。習得できるスキルには戦闘、訓練、回復、装備、SPなどのカテゴリがあり、何にどれだけAPを消費するかで、同じクラスでもキャラクターの特性が決まっていく。また、ミッション以外にもAP獲得の方法は用意されており、体験プレイ時には最大500APという数値を確認できた。

　本作には生産スキルもあり、料理・武器・防具の生産や合成が可能だ。クローズドベータテストでは体験できないが、今後シナリオを進行させることで使用できるようだ。


▲NPCから依頼を受け、町か船着場でパーティメンバーを募集。インスタンスダンジョンへの入場は、船着場で画面左下の出発ボタンを押せばいい。


▲スキル習得には前提スキルやレベル制限の条件がある。


▲生産を行える場所がココ。装備品には耐久値が設定されているが、修理ツールは誰でも買える。生産系スキルは料理などの消耗品や合成がメインになるのだろうか？		▲テストプレイで参加したミッションでは、クリア時に“新レシピ”の表示が。NPC販売では覚えられないレアレシピもあるのかもしれない。

■オプション項目は豊富でPC環境に合わせて細かく設定が可能

　爽快なアクションとリアリティを追求したグラフィックを備えた『マビノギ英雄伝』。派手なエフェクトも魅力のうちだが、PCのスペックによってはプレイが少々厳しいこともあるだろう。オプション設定はかなり細かく、スキルや水面のエフェクト表示のON/OFF、物体の破片表示、服装物理設定、他キャラクターの詳細表示などの項目が用意されている。

　1点残念なのは、スキルとアイテムのショートカットウィンドウとチャットウィンドウが、位置・サイズともに固定されている点だ。特にショートカットウィンドウが画面左上固定になっており、忙しい戦闘中には見づらいと感じた。チャット機能はパーティ、ギルド、システムメッセージなど内容別に表示タブが分かれているものの、タブを切り離すことはできない。

　その代わり、ゲーム画面とチャットウィンドウを切り離す機能が『マビノギ英雄伝』には備わっている。デュアルディスプレイの環境を持っているか、大画面でプレイしているユーザーであれば、この機能の恩恵にあずかれる。


▲ゲーム画面とチャットウィンドウを完全に切り離せるのは便利。ただ、それ以外のUIはカスタマイズできない。