【PW養成講座29】ついに発売される『MTG』最新セット『Magic 2013』の注目カードをあの2人がビシッとチェック！

文：電撃オンライン

■ 『M13』注目カード：マルチカラー・アーティファクト・土地編 ■

	それじゃあ最後はマルチカラーのカードとアーティファクトと土地ね。
	え？　今回は『基本セット』なのにマルチカラーのカードがあるんだ？
	約20年の『MTG』の歴史の中でもいわゆる『基本セット』にマルチカラーのカードが収録されるのは初めてよ。そんな、記念すべき最初のマルチカラー・カードはこれです！

	『MTG』のストーリーの中でも1、2を争うであろう敵役のニコル・ボーラスね。クリーチャー以外を破壊する能力とクリーチャーのコントロールを奪う能力、さらには7点ダメージ、手札7枚ディスカード、パーマネント7つ生け贄と壊滅的な被害を与える奥義を持っているわ。コントロールデッキのフィニッシャーとして使うのがいいでしょうね。
	マナ・コストも能力も、まさにザ・ラスボスって感じだね！
	青のところで紹介した《ボーラスの占い師》もそうだけど、それ以外にも《機知の終わり》や《ボーラスの信奉者》、《適合の宝石》といったカードにもその存在が現れている『M13』の影の主役とも言えるキャラクターね。それ以外のカードのフレーバー・テキストにも結構登場しているので、探してみるのも楽しいでしょうね。

さて、続いてはアーティファクトと土地。注目なのはこのあたりかしら？

	《アクローマの記念碑》は、なんかもうすごいとしか言えないカードだね～。どれだけ能力ついちゃうの!?　みたいな。
	《大建築家》デッキに入れられそうなカードね。赤と黒への“プロテクション”が付与されるので《大建築家》を守る手段にもなるから、相性は非常にいいわね。《宝物の魔道士》で探してくることもできるし。

	《交易所》はおもしろいカードだね。アーティファクトが1つあれば、そこからカードを引いたり、トークンを出したりできるんだ。
	その過程でちょっとずつライフが増えていくってのがいいわよね。交易してるうちに裕福になっていくみたいで。また、アーティファクトを任意に生け贄に捧げられるので《胆液の水源》や《マイコシンスの水源》なんかとはいい感じにコンボするわ。使い終わった《転倒の磁石》をカードに替えられるのもいいわね。

	最後の《戦の大聖堂》は、土地なのに“賛美”を持っているんだね。
	タップ状態で戦場に出る、無色のマナしか出ないなど、デメリットもあるんだけど、それでもマナを使わずクリーチャーを強化できるのは大きいわね。単色のデッキなら採用が考えられると思うわ。

■ さぁ『M13』でデッキを作ってみよう！ ■

	というわけで、今回は『M13』の注目カードを紹介してみました。
	『M13』もおもしろそうなカードが満載で、デッキを作るのが楽しみ！
	皆さんも、ぜひお気に入りのカードを使って、いろいろなデッキを作ってみてくださいね。それでは、今回はここまでです。次回の更新では……。
	おっと、大事なことを忘れているよ。実はこの『M13』から、ブースターパックの価格が少し安くなっているようなんだ！
	ナイスフォロー！　実際の価格はショップによって違っているようですけどね。せっかくですし、この機会に遊んでくださいね。さて、次回の“マナの泉”は、再び尾高もえみさんが『D13』にチャレンジしてくれるわ。そしてその次は、若林直美さんに『M13』で遊んでもらおうと思っています！　そんなわけで、次回以降もよろしくねっ！

(C)1995-2012 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.

データ

関連サイト

• マジック：ザ・ギャザリング日本語公式サイト
• MTG特集ページ“マナの泉”