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2013年2月25日(月)

ジェイソンさんのお肉おいしいです──仲間を助けに行ったら森の仲間たちに襲われた! そんな『ファークライ3』プレイレポートPart2

文:イトヤン

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■狩るか、狩られるか!? ジェイソンと野生動物のガチンコ対決!

 銃やナイフを使って、ルークアイランドで自由気ままに生活している野生動物を狩ることができます。前回の記事で紹介したように、野生動物の皮を材料にして、武器や弾薬といったアイテムをより多く持ち運ぶための袋やポーチを作ることがでるので、プレイを進めていく過程で、ある意味、狩りは必須だと言えるでしょう。

『ファークライ3』 『ファークライ3』
▲野生動物を仕留めたら、死体から皮をはぎとって袋やポーチを作る材料にすることができます。

 ここで重要なのは、袋やポーチを作るために必要な動物の皮の種類はあらかじめ決められており、より多くのアイテムを持ち運ぶためには、よりレアで危険な猛獣の皮が必要になるという点です。つまり、プレイヤーが有利にゲームを進めるためには、積極的に猛獣を狩っていかなくてはならないのです。

『ファークライ3』
▲手榴弾8個と火炎瓶8本を一度に持ち運ぶためには、コモドオオトカゲの皮が3枚必要です。マップにはコモドオオトカゲの生息地域が表示されているので、その場所を実際に訪れて目的の動物を探し、命がけで対決しなければなりません!

 このように、ポーチ作りのために動物を積極的にハントする必要がある一方で、海賊の基地へ潜入しようとしゃがんで藪の中を進んでいた時に、猛獣とバッタリ出くわして襲われるといったことも、本作では非常によくある出来事です。しかし、こうした事態はあらかじめ準備をしておくことで、避けることが可能です。

【動物よけ】

 島に自生している植物を調合することで、野生動物がプレイヤーを避けるようになる“動物よけ”のシリンジ(注射筒)を作成できます。これを注射すれば、効力が続いている間は猛獣に襲われることはありません。ただし、サメのような水棲動物には効果がありませんのでご注意を。

『ファークライ3』
▲“動物よけ”のシリンジを注射すれば、効力が続いている間はヒョウにここまで接近しても、襲われるどころか向こうから逃げていきます。

 プレイヤーが野生動物に襲われるということは、NPCである海賊や島民たちも、同様に野生動物に襲われる可能性があるということでもあります。島内を探索している際に、急に銃声がしたのでそちらの方向を見ると、海賊の一団とトラが戦っていた、なんていう光景もよく見かけます。この状況と、前述した“動物よけ”を組み合わせると、下の動画のようなプレイも可能なのです!

【敵を誘導して猛獣に鉢合わせる】

『ファークライ3』
▲自分を追ってくる海賊をうまく誘導して、猛獣にいる場所までおびき寄せます。ここで“動物よけ”を使うことで、敵だけを猛獣に襲わせることが可能です。もちろん、まず敵と猛獣が同じ場所にいる必要がありますが……。

 ただ正直言って、敵を誘導して猛獣に襲わせるといったことを、狙って実行するのはかなり難しいものがあります(上の動画を撮影するのも、かなり苦労しました)。ところが、海賊たちは野生動物を捕まえて高く売ろうとしているのか、基地に生きた猛獣を捕らえていることがあるのです。この時、檻の扉を銃などで破壊することができれば、猛獣が暴れ出て基地を混乱に陥れることができます。

【猛獣を解放して暴れさせる】

『ファークライ3』 『ファークライ3』
▲ヒクイドリが入った檻の扉をスナイパーライフルで破壊したところ、飛び出したヒクイドリが海賊の1人を蹴り殺した! ヒクイドリはトラやクマほどタフではないので、他の海賊によってあっさりと撃退されてしまいましたが、しばらくの間、基地はちょっとしたパニック状態に。

 『ファークライ3』では、海賊たちや島民だけでなく、さまざまな野生動物も自分の意思にもとづいて自由に行動するという、まさにオープンワールドならではの醍醐味を堪能することができます。今回の記事で掲載した写真や動画を撮影するために、野生動物の生息地域に張り込んで、移りゆく時間の中でその生態を観察するというプレイを続けたのですが、肉食動物が草食動物を襲う場面に出くわすなど、想像以上にリアリティあふれる光景が展開されていて楽しめました。皆さんもルークアイランドを旅する際には、野生動物の生態にぜひ注目してみてください!

(C)2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Far Cry, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries. Based on Crytek’s original Far Cry directed by Cevat Yerli. Powered by Crytek’s technology “CryEngine”.

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