News

2013年3月1日(金)

南海に散った旧日本軍の英霊たちに敬礼! 洞窟あり、遺跡あり、砦あり、お宝(?)ありの島内探索『ファークライ3』プレイレポートPart3

文:イトヤン

■掲示板の依頼に応じて動物を狩れ! ついでに海賊も狩れ!

 基地にいる海賊たちを全滅させて解放すると、その基地の入口のところにある掲示板に、2種類の張り紙が掲示されることがあります。これらはどちらも、一定の条件に沿った形でのクリアを目指すサブクエストになっています。

『ファークライ3』
▲基地の入口のところにある掲示板に、3枚の張り紙が掲示されているところ。右が“殺害要請”で、中央と左が“ハンターへの道”です。

【サブクエスト:殺害要請】

 ドクロマークで表されている張り紙は“殺害要請”で、このクエストをクリアするには、指定された場所にいる海賊たちの中から司令官を見つけ出し、ナイフだけを使って倒す必要があります。ターゲット以外の海賊たちは銃などで倒しても構いませんが、あまり派手に暴れるとターゲットが警戒してナイフで倒すことが難しくなるので、敵に気づかれずにどうやってターゲットに接近するか、知恵を絞らなければなりません。ステルスの技術が試される、チャレンジのしがいがあるクエストです。

『ファークライ3』 『ファークライ3』
▲“殺害要請”は、海賊の集団の中から司令官を見極めて、ナイフだけを使って倒すというもの。ちなみにターゲットとなる司令官は、マーキングした際に黄色い星印がつくことで判別できます。

【サブクエスト:ハンターへの道】

 シカマークの“ハンターへの道”は、殺害要請の動物版といったところ。“ショットガンでクマを倒せ”といった具合に、用意された武器を使って特定の動物を狩ることを目指します。

『ファークライ3』
▲“ハンターへの道”で使用する武器は、現場の近くに置かれているので、わざわざ購入する必要はありません。それにしても、巨大なクマをショットガンで近づいて撃つのは、けっこう勇気がいりますが……。

 ここでおもしろいのが、与えられるクエストの中に“レアな希少種の動物を狩れ”という指示がある点。この“ハンターへの道”のクエストでしか入手できない希少種の皮は、武器や弾薬を持ち運ぶ袋やポーチを最高段階まで強化するための材料となるのです。つまり武器や弾薬を最大まで持ち運べるようになるためには、“ハンターの道”のクリアが必須だということです。

『ファークライ3』 『ファークライ3』
▲希少種を狩るクエストの場合は、募集の張り紙に大きく“RARE”と書かれています。目的の動物を仕留めた後は、貴重な材料となる皮をはぐことを、くれぐれも忘れずに。

【サブクエスト:補給物資】

 この“補給物資”は、電波塔を有効化した際に追加されるサブクエストです。補給物資を積んだバイクや自動車を運転して、制限時間内に目的地まで運ぶという一種のタイムトライアルレースになっています。失敗してもリトライできますから、繰り返しチャレンジしてルートを覚えることが攻略の近道になります。またプレイ状況によっては、チャレンジ中に海賊の偵察隊とばったり遭遇して戦闘になることもありますが、その時はまず先に周囲の敵基地を解放してから再チャレンジするといいでしょう。猛獣と出会った場合は……どうしましょうねぇ?(笑)

『ファークライ3』 『ファークライ3』
▲どうやら、この行き倒れになっている人に代わって、補給物資を配達することになるようです。ルート上には紫色の煙を放つ発煙筒が置かれているので、そのそばを順番に通過していきましょう。

 サブクエストの中には他にも、ラクヤットの戦士たちの仲間入りをした主人公のジェイソンを見込んで、島の住人から直接持ちかけられる依頼もあります。マップ上では“!”マークで示されているこうした依頼はちょっとしたストーリー仕立てになっており、メインストーリーとは直接関係はないものの、島の住人たちの生活が垣間見える内容になっています。

 また、マップ上にオレンジの円で表示されている場所には、旧日本軍の巨大な廃墟が存在しています。廃墟の内部には、かつて旧日本軍が密かに進めていた研究の資料が残されていたり、廃墟の中に海賊たちが住みついていたりします。廃墟の中は意外と広く、内部の探索は歯ごたえのあるものとなっています。

『ファークライ3』 『ファークライ3』
▲天然の洞窟とは異なる、コンクリート製の入口。かつてその内部は旧日本軍の巨大な施設でしたが、現在は朽ちて廃墟となっています。この奥で待っているのは海賊たちでしょうか? それとも……!?

→やり込みがいのあるチャレンジ要素も!(3ページ目)

(C)2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Far Cry, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries. Based on Crytek’s original Far Cry directed by Cevat Yerli. Powered by Crytek’s technology “CryEngine”.

データ

関連サイト