2013年5月17日(金)
正式サービス後、定期的に開催される予定の“大討伐”。この大討伐は、特定のチームに所属して、チームの仲間とともに特殊なダンジョンに挑むというイベントです。いくつものチームが別々にダンジョンを進んでいき、どれだけ奥まで行けたかを競い合います。
同じ時間にチームの仲間がプレイしていると、戦闘中に“仲間の行動”が加わり、敵へのダメージが追加されたり、自分以外のアビリティの効果が得られたりします。共通の敵を何人ものプレイヤーで倒す、と言うとわかりやすいかもしれません。
▲通常のダンジョンとは異なり、BPを消費して突入することになります。BPは、きずな石というアイテムを使って回復できます。 |
プレイする前は、全然どんなものか予想できていなかったのですが、実際に挑んでみると、これがなかなかおもしろい! イベント期間中ならいつでも専用ダンジョンに突入できるうえ、仲間との協力に期待して気軽に参加できるので、誰でも楽しめるコンテンツだなという印象を受けました。
ダンジョンの階層が進むにつれてモンスターが強くなっていき、装備が整っていない時には苦戦を強いられることもありましたが、お祭り的なコンテンツでかなり盛り上がることができました。クローズドベータテストでは上位のチームにかないませんでしたが、正式サービスではぜひランキング上位を目指したいところです……!
▲戦闘画面では仲間の姿が見えませんが(画面下に仲間の顔が並んで表示される)、仲間の行動によって敵にダメージが入った時には共闘感が味わえます。 |
愛らしいキャラクターだけでなく、細部にまでこだわったモンスターのデザインも、本作の魅力の1つです。素朴だけれどファンタジーらしさがにじみ出る伊藤龍馬さんのデザインセンスが、ここにも生かされています。個人的な感想としては、『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウィング』に近いような雰囲気を感じました。中には、“ウィルオーウィスプ”や“ゴブリン”といったように、RPGではおなじみのモンスターもいたりするので、このような世界観が好きな人にとってはたまらないかもしれません。
▲ダンジョン内にはさまざまなモンスターが登場します。個人的にはゴブリンが超かわいいので、倒したくないと思っちゃいます(笑)。 |
▲ボス級のモンスターは、通常のモンスターと比べるとやはり迫力が違います。無類の『ファイナルファンタジー』好きの自分としては、“うみのぬし”がリヴァイアサンに見えてしょうがありません! |
駆け足気味でお届けしましたが、まだまだクローズドベータテストの段階。鍛冶屋に“進化合成”という項目があったり、どうぐ屋が準備中であったりと、一部の機能が制限されている状態です。おそらく、登場したアイテムも全体のごく一部でしょう。今後もさまざまな要素が追加され、ますます奥深くなっていくと思うと、手が震えてきちゃいます(笑)。特にジョブに関しては、現状では空欄の部分が多かったので、全体でどれぐらいの数があるのかが気になるところです。
この先オープンベータテストも準備中とのことで、公式サイトでは今後の追加実装項目も発表されています。キャラクターデザインにひかれてプレイし始めた自分ですが、システムもシンプルながら奥深いものになっているので、オープンベータテスト、そして正式サービスともに、どっぷりと『千年勇者』ライフにひたってしまいそうです(笑)。「気になる人は、ぜひ実際にプレイしていただきたい!」と思えるタイトルです。(万札)
(C) 2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
※画面は開発中のもの
データ