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2010年10月17日(日)

【電撃鉄砲隊 第22回】発売間近! FPS『メダル オブ オナー』先行レポ第2弾

文:電撃オンライン

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■舞台はアフガン! 戦闘のバリエーションは?

 ところで、プレイ前に1つ心配だったことがあります。それは、舞台がアフガニスタンということで、似たような戦場ばかりなんじゃないか? ということです。アフガニスタンは乾燥した高地ですから、茶色い荒野と山岳部ばかりだろうし、プレイしていて変化がないんじゃないかと。

 でも、実際にプレイしてみると、その心配は杞憂(きゆう)でした。本作ではミッションによって、特殊部隊員、レンジャー隊員、攻撃ヘリのガンナーと、異なる視点で展開し、さまざまな戦闘のシチュエーションが用意されています、また、同じアフガニスタンの山でも、夜間の潜入作戦、雪山の単独行動、谷を挟んでの狙撃など、任務によっても雰囲気がかなり違います。これらのおかげで、最後まで飽きることなく集中してプレイできました。

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▲夜間の潜入作戦。敵にばれないよう行動する緊張感が味わえます。▲昼間の山岳で、敵の襲撃が! 銃撃の雨をくぐり抜けて進め!
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▲攻撃ヘリのガンナーとなり、敵勢力の拠点を攻撃!▲谷を挟んでの狙撃任務では、素早く敵を見つけることが求められます。

■ゲームとしての楽しさは、このシステムがカギに!

 本作のゲームシステムですが、前回で紹介した操作方法などを見ていただくとFPSのベテランプレイヤーならわかると思いますが、非常に正統派というか、オーソドックスなものになっています。FPS初心者でも、少しプレイすれば、迷わず戦っていけると思います。

 アクションの中でグッドだなと思ったのが、ダッシュ中に○ボタンを押すと行えるスライディング。これを使うことで、物陰から物陰までスムーズな移動が可能で、ゲームのテンポアップに貢献しています。ちなみにこのスライディング、自動で一緒に戦っているNPC(ノンプレイヤーキャラ)の隊員もちゃんとやります。NPCにも存在感があっていいですね。

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▲ダッシュで物陰から飛び出し……次の物陰へスライディングで素早く飛び込め!

 もう1つ、本作では物陰からのぞき見ることが可能です。FPSでは意外と普及しそうでしない感のあるこのアクション。激しい銃撃戦が展開する本作では、物陰で身を隠しつつ、必要な時だけのぞき見を駆使して敵を捕捉し、狙い撃ちしていくということが求められるシーンが多く、なかなか重要な位置づけになっております。

 こののぞき見のおもしろいところは、左右だけでなく、上方や下方からのぞき見ることもできること。のぞき見るアクションができるFPSって、体を左右にしか傾けられないことが多い気がするのですが、本作ではわざわざ障害物のはじっこまで移動しなくても、一時的に頭を上げて、障害物越しに敵を狙い撃つこともできるわけです。ちょっと変なたとえですが、刑事モノの映画やドラマでパトカーの陰に隠れつつ撃ち合うシーンってありますよね? その時、腰をかがめて隠れていた警察官なり犯人が、反撃する際に少し体を起こしてボンネット越しに撃ったりするじゃないですか。あれと同じことができると思ってもらえればOKです。これができることにより、銃撃戦におけるポジショニングの自由度が上がり、のぞき見というアクションそのものの有効性も高まっていると感じました。

 ちなみに、TPS(3人称視点のシューティング)によくある、物陰に移動すると体が壁に張り付くアクション(いわゆるカバーアクション)とは違います。壁に張り付くようなことはありません。というか、のぞき見自体はR2ボタンを押せばどこでもできます。意味があるかは別ですが、そういう意味でもポジショニングの自由度が高いのです。

 ただし、のぞき見しながらスコープで正確な狙撃をしようとすると、L2ボタンを押しながら左スティックを倒してのぞき見しつつ、L1ボタンでスコープを使いつつ、右スティックで狙いをつけ、R1ボタンで射撃する、というわりと総動員な感じの操作が求められてしまいます。慣れるまでは結構大変だったりしますが、頑張って使いこなせるようになりましょう。

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▲銃撃が激しい場合は身を隠しておき……反撃する時だけ頭を上げればダメージを受けにくい。逆に、しっかり身を隠さずに攻撃を食らってばかりだと、仲間からお叱りを受けることも……。

 というわけで、プレイレポート第2弾はいかがだったでしょうか? 次回はマルチプレイについてのレポートもできたらと思います。対戦にハマりすぎないようにしないと……。では、今回はここまでです。OVER。



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